”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

管理人はバーにいる。

ブロ友の副長さんが書いておられたのに触発された。もうかなり長い年月お酒を飲んでいる。嫌いじゃないし幸い肝臓も丈夫なので(これは親に感謝、、でもアタマの方は全然感謝してない)、サラリーマンじゃなくなってからは主に夕食前に食前酒として楽しんでいるだけなのだが、。

オージー間では会社帰りに一杯ってケースは稀だし夜に出掛ける場合は一旦帰宅してから奥さんやガールフレンド、友人を伴って行く習慣、なので夜中まで同僚と上司の悪口を言い合うケースはないのだ、、ただ毎週金曜日は午後の4時くらいからは”Happy Time"と言えば良いのか会社等の会議室でビールやワインを飲む習慣はある。これは全部雇用者側が提供するのが通例で福利厚生の一貫とか、なので市内のオフィス街はこの時間になるともう仕事は終わりだ。

ブリスベン市内の高層ビルに事務所がありオーストラリアへ上陸した頃はこうして総勢30人あまりの社員と金曜日は良く飲んでいた。でも日本のようにそこで景気をつけて街へ繰り出すって事は皆無だった。日本から単身で来ている社員たちは帰っても食事が用意されている訳じゃないしそんな時は日本にいるのと同じ状況だった。

基本的には自分の好みとしてホテルのバーみたいな所でゆっくり飲んで引き上げる、、年配のバーテンダーと世間話、そんなのが好きだった。キャバレーとか女性の居るお店は入ったことがない、とは言えないがこの人生、自分から率先して入ったことはこれまで一度もないと断言出来る。テレビドラマの”相棒”で毎回出て来るようなカウンター割烹風、ママが一人で切り盛りしているようなお店は何軒か通っていたケースもあったのだが、、。

もう今は夜になって飲みに出歩くケースは一切ないしご贔屓にしているバーなんかもありゃしない。でもこのお店は大のお気に入りで今年の5月にも行って来た。


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この一角はバー・カウンターになっていて実に落ち着いた雰囲気だ、そしてこの右手には、、

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こんな風に配置されていてステージではないのだがグランドピアノが置かれ毎回トリオとかカルテットの演奏が楽しめる。それもギャンギャンじゃなくて実に静かな雰囲気でゆっくり出来るのだ。

バーの名前は”ルワーズ・ラウンジ”(”Lewers Lounge")と言ってハワイのハレクラニと言うホテルの中である。このラウンジ自体は全体が”離れ”みたいに独立した建物になっていてホテル棟とは別になっている。広い中庭がありその向こうにはプールそして右横にはワイキキのビーチ、、ともうこりゃ”これ以上、ナニを望みますか?”と言うくらいにサイコーの立地、ロケーションである。

こんな雰囲気の素敵なバーがブリスベンにもあったら入り浸りになっているのは間違いないぞ。まあ年に一回しか行かれないのがタマにキズ、、あっ、そうだ来年は行かれないんだった、、じゃ日本にもこんなお店があるか探してみようか??