”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

フェンス工事の後始末

やっとこさ二年越しの工事と言うかフェンスの建て替えが終わり双方”領土”が減ることもなく増えることもなく揃って手打ちとなったのだが、、新品のフェンスには両方の組合員も理事長も満足している。

ところがだ、、詳しく両側を見ていくと、、;

イメージ 1これは本来5号の庭へ通じる木戸で中央の柱の左が木製のドア、そしてフェンスの間に開いた30cmくらいのギャップはフェンスに接続した”塀”があった箇所だ。それがフェンスを張り替えた時に取り外してそのままに、、これじゃワタシの身体でも間を抜けて庭へ入れるじゃん、、こりゃダメだよ、。
イメージ 2

そして下部を見るとやっぱりなぁ~、、これじゃ手抜きじゃん。塀を張り替えるのに地面を60cmばかり掘って杭を打ち込みコンクリートを流し込んでいるのだが退けた土が無くなっているのだ、、そしてフェンスとドアの柱の間のギャップがそのまま残っている。

イメージ 3
真上から見るとこんな感じで切り落とした支柱のてっぺんがそのまま散乱しているのだ、、誰も片付けて行かなかったな。まあそれは想定内だったんだが、でもこいつはどうにかして埋めないと将来、雨やらで崩れる可能性もあるんじゃないか?

全くもう油断も隙もありゃしない、、あれだけ毎日ちゃんと現場に足を運んで”監督”、、見ていただけなのだが、これじゃ又、管理人の出番になるぞ。

イメージ 4そこで恐る恐る今度は反対側のトスカニー・ヴィラへ回ってみると、、これが向こうの1号の裏庭近辺、、やっぱりな~、、高低の差があり隙間は出来てなかったが今度はこのようにコンクリートの歩道部分が何箇所も欠けているのだ、、こんな感じで都合映像で二枚、破損箇所は大小8箇所くらいになる。恐らくこれはした支えの横板を敷く際に力任せにやったのかドリルでガガガッーとやってしまったせいだろう。もうこうなったらやむ得ない、向こうの管理人や1号の住人に言われる前に”うちで補修しますから、、”と口から声が先に出ていた、、。さてオレがやるか誰か業者を頼むか、まあしかし何一つ満足にやってくれない下請け業者だよ。

しかしこれがこの8年、せっせとやって来たこのジイさんがぶったまげるオージーの職人気質なんである。先のギャップには水のペットボトルだって散乱してたし、もう取り除かずにそのまま埋めてやると決心した。確かに朝は早くから出て来て6時半には仕事をスタートしているのだが3時にはもうとっくに仕事を終えて帰っちまう。それで恐らく時給にすれば30ドル近い賃金を得ているんだろう。

ブリスベンのあるこのクイーンズランド州ってのはこんな職人さんたちの天国で個人事業主が非常に多いのだ。街中を車で走るとそれは歴然としている。ガーデナーに水道配管工、電気屋さんにエアコン屋、住宅建設に関連する人たちが溢れている。

これも長く伝統的に続く労働党政権のなせる技なのか、選挙公約は何時も賃金アップ、待遇改善、、もうこれ以上どうしたいと言うんだ??恐らく今や視野に入っているのは週休2.5、、或いは3に近いんじゃなかろうか?そして年次休暇は6週間、じゃ一体何時働くんだぁ~、、とこっちが叫びたくなるよ。

でもこの今回の結末、本来は業者が責任を持って対処、修繕すべきだがもう無駄に時間が掛かるだけでどうにもならんだろう、、でも悔しいので”こんな塀に誰がした?”
ときっちり双方の管理組合そして当事者にはメールで食らいつく事にしたのだ。