”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

これがオージー流、終の棲家!

先日ネットで”見学ツアー希望”と出しておいたシニア施設の内覧会へ行ってきた。我が家から表通りを歩いて5分も掛からないご近所だし後学のために見ておいても良いだろう、、家内には”アナタ、どんな書類を出されても絶対にサインしちゃダメですよ”と念を押されていた。そして約束の11時半、あ~、やっぱり大勢来ているじゃないか。シニア予備軍もいるし車椅子の見学者もいるぞ、、しかし完成したばかりの新品だが、”凄い、ご立派な、まさにホテルって雰囲気だった”。

イメージ 1これは正面玄関を入るとすぐに目に入る中庭部分、綺麗にランドスケープされていて(これを参考にしたかったのだ)ベンチが配置され総二階建ての建物から見下ろす感じになっている。

この真ん中の芝はあっと驚く、人工芝だったよ、、これなら手間いらずじゃん、、なかなかに気持ち良い空間だ。

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ここは直ぐ内側にあるラウンジ、こんな風に家具が配置されもう豪華なホテルのロビー風、お茶やコーヒーも飲めるらしいし”お見舞い客”にもこのラウンジは開放するそうな、。




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これは廊下部分、総二階で合計119床配置されている。全てが個室でシャワー、トイレが完備。手すりは無論だが、廊下が広く車椅子同士でもそのまますれ違える広さ、。もう完全に高級5つ星ホテルの雰囲気だった。



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これがその一つ、何とこの部屋はスイートで”カサブランカ”と言う名前が付いていた、。これだけでもう入居者の世代を想像させるぞ、ひょっとしてカフェには”リックク・カフェ”何て付けているのかな?



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この部屋はこうやって晩餐会でも出来そうな特別室、誕生日などのパーティにも使えるんだとか、そこまでやる?

こりゃサービスする側にもそれなりのユニフォームを着せて対応して貰わんといかんぞ、。


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これが一般的なダイニングルームで朝昼晩と食事を提供してくれるのだがちゃんとメニューがあって好きな物を選べるスタイルだ、、まさにホテルの雰囲気でビックリした。


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こっちはもっと豪華で客船のクラスで言うところの最上階高級ラウンジ兼ダイニングルーム。ピアノの演奏も週に何回か予定しているそうだがひょっとしてダンスパーティなんてのがあっても驚かないぞ。

僅か119床でこんなに豪華な施設が必要なんだろうか??

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こんな施設まであるぞ、、こんなのをやっていて心臓麻痺なんて事になったら大変だけどな、。

ざあ~、、と見学して気がついたらもう12時半だった。この施設見学の後に今度は入居条件やらその入居費用とかの説明会があると言われたがもう見学だけで充分だよ。

これらの他に美容院もあるし図書館やらゲームルームもある、、流石にバーは何処にもなかったが日本とは恐らく比較にならない程の充実ぶりだろう。無論、私は日本のこんなシニア施設には行ったこともないしどんなか見当もつかない、でもハード面だけを見る限りこれは間違いなく日本とは比較にならないくらい”豪華”なのだろう。

しかし、、この豪華さや食事の良さ(味は判らない)、環境を満喫するにはずんと若くて元気な世代じゃないとエンジョイ出来ないような気がする。それに夫婦で入れる施設じゃないらしいのでそうなるとかなり入居者は限定されるんじゃなかろうか??

利用規約抜粋には”基本的にはお一人様での入居”、と記載されているし、双方健在な場合でもどちらかが介護が必要とかになりその介護を申請し、認定された場合に必要とされる片割れが入居する前提らしい。ケースによってはどちらか残された方が率先して入るか子供たちに説得させられて入居、、と言う事になるようだ。

最後までいなかったので果たして費用はどんなものなのか、判らないが我が家の奥の手としてワタシがオージー帰化して置けば将来こんな施設に入るのも夢じゃない。先の”カサブランカ・ルーム”に入居希望と出しておくか??