”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

無制限デスマッチの”紙”対応

先日の横浜行き、僅か2泊の駆け足だったが実は両日とも市内のとある法人企業の会議室に缶詰だった。ダークスーツにネクタイを締めて、、なんてのは何年振りだったか?でも笑えるのはネクタイの締め方を忘れたんじゃなくて足元に”今、そこにある危機が”あったのだ、、何と札幌から履いて来た靴がホテルを出て歩いてたらいきなり側面が剥がれてしまったのだ、。あのチャップリンの映画にかなり近かった、恐らく長年履いてなかった靴なので横浜の道路に抵抗して拒絶反応を起こしたのか?

こりゃもう慌てるよ、、急いでホテルに戻りフロントのおねいさんに”近くに靴屋さんありませんか?”と聞いてみた。”すぐ角に紳士服の〇ナ〇があって確かビジネスシューズなら売ってますよ。”っで早速駆けつけたのだが、、ナンだよ10時開店とか、、ああ~、ダメじゃん、それまで待ってられないよ。っでそんな時の救世主、タクシーで会議室へ駆けつけた。まあテーブルの下なので靴の側面と上部がビラビラになっているのは誰にも悟られずに済んだし帰りにはちゃんとビジネスシューズを買い込んで夜のオフ会に臨んだのです。

イメージ 1そんなで何時もの突発事故もあったが今回特に気になっているのは、、これだ。恐らく日本在住の方は”そんなの当然じゃん”、、と気にも留めておられないと思うが一人の乗客に対して札幌ー羽田間を飛ぶだけでこんなに色々な”紙”が使われているのだ。

無論この他には空港カウンターへ持参するEーチケットのコピー、チェックインする荷物に添付するデカいタッグや日程表に請求書とそのコピー等、A4サイズの紙が5枚もあるのだ。300人から乗れる航空機が常時80%の稼働率、それが一日中日本の空を飛び回っているって事は使用されている原紙資源はこりゃもう新聞の発行部数激減を100%以上上回っている気がする。

それに買い物をすればレシート類、お役所に至っては読めば読むほどに混乱する難解な文書類、先日も年金機構から届いた書式等はもう何が何だか、、電気水道ガス、テレビにネット関連それらも全部分厚い封筒で送られて来る。そんな説明書を全部理解してそれなりの対応が出来る住人は一体誰なんだ??それに今、入居しているマンション、これが現在大規模改修工事中だ。ありがたいと書くしかないのか、工事進捗状況を逐次郵便受けに入れてくれる、、それとて55戸の住居にコピーを入れていくのは大変な事ではなかろうか?まあ掲示板に貼り出すだけじゃ誰も読まないと言うのがその理由とは思うが、、。

行きの空港で買ったお土産、、これだって二重三重に包まれおまけに紙袋までご丁寧に付いてくる、恐らくお菓子類なら一個づつ包装されそれも二重底仕上げか?デパートなどでは過剰包装は止めよう、、等と言っていたのは何時の事だったか?今はそれに拍車をかけるように各企業は過剰包装を競っているとこのジイさんには映るのだ。

そんな状況でやれ”燃えるゴミ”、”燃えないゴミ”からペットボトルに古紙回収ダンボール類の仕分けと目まぐるしいゴミ処理だ。ブリスベンのように何でもゴミ缶行き、、で隔週にリサイクル回収ってのとは大分違うぜ、。紙資源の無駄使いとこれはかなりのカルチャーショックだ。