”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

BAFTA (英国のアカデミー賞)

確かにアメリカのアカデミー賞は歴史もあるしそれなりに権威もある。でもこの10年来はどうも”素晴らしい映画賞”と言うよりショー化が目立ってしまいその表彰式はNHKの紅白と同様4時間以上の長丁場だ。
 
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それに比較して此方はイギリスのBAFTA、昨日表彰式が終わったのだがアメリカに比べると断然に地味系、、テレビでの放映も限られておりこのオーストラリアでもリアル・タイムでは放映してくれない。しかし47年にデイビット・リーン監督や俳優のローレンス・オリビエが英国映画界発展に寄与した映画人を讃えよう作られた組織でどちらかと言うとクロウト好みの”映画会”となっている。
 
 
その2014年の結果だが、、。
 
最優秀作品は、
 
 
最優秀主演男優賞は、 チェワテル・エジフォー (それでも夜は明ける)
最優秀主演女優賞は、 ケイト・ブランシェット (ブルー・ジャスミン)
 
最優秀助演男優賞は、 バークハド・アブディ (キャプテン・フィリップス)
 
デイビット・リーン最優秀監督賞、 アルフォンソ・キュアロン (ゼロ・グラビティ)
 
最優秀脚本賞(オリジナル)、 
エリック・ワーレン・シンガー、ダイビット・ラッセル (アメリカン・ハッスル)
 
最優秀脚本賞(原作から)、  
ティーブ・クーガン、ジェフ・ポープ (あなたを抱きしめる日まで)
 
そして最優秀英国映画賞には ゼロ・グラビティ
 
以下詳細は;
 
 
 
イギリスの映画賞なのに160年も昔のアメリカ南部、しかも奴隷を扱った映画に賞が行った事には驚きだ。そんなに良い映画だったのだろうか、、今回は殆どのノミネート作品を見ているのでかなり審査員と同じ土俵に立って評価が出来たと自負出来るのだが、、、。主演男優賞にしても、、、ちょっと首を捻るかな、、助演女優賞は同じ”夜明け”のルピタ・ニョングーだと信じて疑わなかったし、主演女優はもっとサンドラ・ブロックが迫っても良かったと思う、、。それにトム・ハンクスだってデカプリオだって、、、、そんなもんか評論家諸氏のアタマの中ってのは。
 
これで残るは”地上最大の映画ショー”のオスカーだけか、、まあ知人、親類、友人、先輩、後輩、親族、、誰が出ている訳じゃなしもうどうでもいいや、、、4時間超えの放映はもう無理だ、、半分以上はCMだし、。