”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

85回目のアカデミー賞、オスカー授賞式

普段は映画以外のTV番組はニュース以外殆ど見ないのだがオスカーだけはもう何年も仕事を放り出してでもライブ中継を見ている。事前に授賞式に合わせて仕事をやりくりするのだが、、ライブとしては2月のスーパーボール、そしてオスカー、更にオーガスタからのゴルフ中継と来て、10月はもうずっと野球一色だ。それらを見る為に毎月高い受信料金を払ってTVの前に陣取るのだが、、今日はラッキーな事に朝からどっちゃ降り、これなら一歩も外へ出ないで堂々と見れるぞ、、。
 
今年は85回目のオスカー受賞式、司会がこの人;
 
イメージ 1今年大抜擢なんだがセス・マクファーレンと言う人、TV畑の人間で普段は脚本を書くのが仕事、まあ映画にも出てはいるがアメリカ以外では余り馴染みがないし知名度も低いかな??オーストラリアじゃ誰も知らなかったし、。
 
年々式が長いと言われるのだが今日も優に3時間越え、、しかし待てよ、その半分はCMじゃないか、式だってそれに合わせて舞台設定を変えたりするのでCMが入らないと準備も何も出来ない、するってとNHKの”紅白歌合戦”はマッタクCMナシの長丁場、あれは凄い事だ、、。
 
このオスカーだってCMなしに次から次へ賞を手渡してスピーチをさせていけば半分近い時間で式を終える事が可能って事だ。今年は下馬評通りのガチガチ本命レースと言う感じだったが例年と違い”レ・ミゼラブル”の舞台をそのまま再現したり、”シカゴ”を上演したりと趣きが違った。ジェームズ・ボンドのシリーズ50周年を記念した企画もあったりで往年のファンには見応えのある”賞”&”ショー”となった。
 
作品賞はやはり”アルゴ”、これはもう文句なしだろう、、ゴールデン・グローブやイギリスのBAFTAも受賞しているし、、これで5年連続BAFTAで受賞した作品がオスカーも獲得しているらしい、、。
 
監督賞はアン・リー、、映画は”ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日”。
主演男優は”リンカーン”のダニエル・デイ・ルイス、、主演女優は”世界に一つのプレイブック”からジェニファー・ローレンス、、。助演男優が”ジャンゴ”のクリスト・ヴァルツで助演女優が”レ・ミゼラブル”、アン・ハサウェイ、。
 
嬉しいのが”ライフ・オブ・パイ”が監督賞以下撮影、視覚、音響と4部門を制覇した。スピルバーグ監督はまたしても涙を飲んだ結果だが、、彼もついてない、毎年のように候補には挙がるんだが、昨年は馬でもダメ、今年はトラにやられた、、そしてアン・リー監督に”想定外”の逆転を許してしまった、、。
 
作品賞の”アルゴ”に関しては昨年フランスの”アーティスト”に持っていかれたし今回も対抗馬が同じフランスを舞台にした”レ・ミゼラブル”とくりゃ今年は何としても強いアメリカを取り戻さないといかん、、でホワイトハウスから実況ライブでファーストレディのミッシェル・オバマ夫人が登場、受賞作品を発表した。これが”リンカーン”だったら暗殺だし、、”レ・ミゼラブル”じゃ又、フランスが舞台のイギリス映画だし、大統領夫人が発表するにはこの”アルゴ”っきゃないんじゃなかろうか??
 
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そんなで85回目も無事終了、式も大変に良かったのですが大勢の登場者のなかでもこのアンちゃんのショートカットが大変お気に入りです、、、と思ったら、、、;
 
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此方はダスティン・ホフマンと一緒にプレゼンターとして舞台に立ったシャーリーズ・セロン、こっちが上手でした、、こんなショートが良いですね、、。
 
スカイフォール”もアデルで主題歌を獲ったし007/ボンド50周年企画で久し振りにシャーリー・バッシーの歌声も聞けた、、昨年亡くなった映画人を偲んでバーブラ・ストレイサンドが”The Way We Were”を歌ったし見所満載のオスカー授与式でした。又、来年が楽しみです。
 
 
 
 
 
 
 
ちょっとこのショートカットの雰囲気を、、ライブの中継から、。先のダスティン・ホフマンとプレゼンターをやった時の動画は削除されちゃったので此方でとくとご覧下さい、、、。