”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ミッション:インポッシブル/フォールアウト”(18年)

これはブリスベンで公開されたのが7月後半、アメリカと同時公開だった。映画館へ駆けつけたかったのだがあの頃は売却案が深く静かに先行中だったし賃貸物件があってそれどころじゃなかったような、。その後、売却案自体が”ミッション・インポッシブル”になりそうだったしもう余裕ゼロ、、それからずるずると引越し大作戦になったので完全に忘れてしまった。日本では8月後半から公開されていたがそれがやっと今回3か月後に、J:Comのお世話になり760円で視聴する事が出来た。

イメージ 1画面表示にはアリババの文字が、、ああトム君、遂に禁断の中国資本を担ぎ出したな、でも最初の2分間どうも違和感が、、そのトム君が全然ご本人とは似ても似つかない日本語を喋っているじゃないか??ああ~、しまった、これはひょっとして吹き替え版かぁ??慌ててストップボタンを押して再検索、、でも本邦テレビ初公開とは書いてあるが字幕版が何処にもないし音声切り替えボタンを押しても原語にならないのだ、。

参ったな、、こんな調子でレベッカ・ファーガソンの声は聞きたくないよ、。でも既に”課金OK”のボタンを押しちまったので此処でやめても払う事になる。その昔は”スパイ大作戦”で若山弦蔵や納谷五郎、田中信夫山東昭子の声を聞いて育ったんだからナニを今更、、っでそのまま停止を解除、やむなく吹き替え版を、。

ストーリーは大筋で判っていたので慌てる事はなかったがやはり最後まで違和感が、あの場面、本当は英語で何といっているのか気になりだしたらもうソワソワだった。それにやはりレベッカの声はあれじゃダメだよ、、全然違うじゃん?それに低音が魅力のヴィング・レイムスアレック・ボールドウィンはあの発音や言い回しが面白いのに興味半減だった。J:Comの担当者出て来い、、何で音声切り替えボタンが付いているのに機能しないんだ??この対応は怠慢だぜ、。

結局最後まで見るには見たのだが完全に消化不良を起こしている。これが6作目だが終盤はイルサ(レベッカ・ファーガソン)がMI6を解任になりどうもMIの一員になりそうな雰囲気が、、それにソロモンは殺されておらずイギリス側に引き渡されている。次作に繋がる展開か?

オリジナルの”スパイ大作戦”の一番のウリはMIの仲間は色々と入れ替わるのだが誰も拳銃をぶっ放す訳じゃなく最初から最後まで頭脳戦だった。敵を欺き敵同士を対立させ破滅させる、、それが彼らの身上だった。今回の”フォールアウト”では爆弾解除の暗号を持つ唯一のソロモンの配下を病室らしき場所へ隔離しテレビニュースを放映、3都市が爆撃され甚大な被害が出た、、と放送する。そしてもう意味のない暗号番号を聞き出す、、あの場面は”スパイ大作戦”時代を彷彿とさせる”名場面”じゃなかろうか?