”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

市電デビューでストロガノフへ行き着いた。

嫌な予感は当たるものだ、、それともまだ”魔金”の呪縛から解放されていないのか??金曜日の朝、一か月半も借りていたレンタカーを返しに行く予定だったのだが夜半からの雪で車には10cm以上も積もっている。それに脇道はグチャグチャでこりゃスタッドレスで走行出来るのか心配になった。

でも今日は無理をしてでも返さないと、、っで30分以上も悪戦苦闘、返す車の雪降ろしってのも何となく納得出来ないがそうしないと運転が出来ないし、。でも幹線道路へ出たら雪はなくスイスイ、、20分でレンタカー会社へ着いてしまい清算、事故もなく故障もせずガソリンを入れるだけで良く走ってくれた、ありがとう、。

イメージ 1そしてその帰り道、やっと念願の市電に乗れた。もうシニアカードの大活躍、サッとかざすだけでピーっで乗車、地下鉄もバスもこれ一枚でOK,コイツは便利だ。

途中から又、激しくなった雪の中、地下鉄と違ってこれなら階段で上がったり下がったりもないしエスカレーターも不要さ、。待つのはチョイと寒いがくればフォームと同じ高さの社内へスイー、、市内を循環しているのでその気になればすすきのからすすきのへ戻って来れるのだ、でも今回の初乗りは僅か4停留所目で下車だった、。

イメージ 2そして帰宅前に行き着いたのが先の大倉山の延長でジャンプ台から飛んで市内のホテル・オークラに着地だ、、これは東京本店にあったコンチネンタルと言うレストランの”名物料理”でビーフストロガノフ、。

これに遭遇するのは実に25年振りかも知れない。メニューには勿論他にも沢山あったのだがこのストロガ、、と読んだ瞬間にもう決めていた。細切りの牛肉がゴロゴロ入っていてバターライスにしっくり合う、それに上に掛かっているクリームがこれ又、微妙な味わいを添えている。昔の味がそのまま継承されていてこれはもう大感激の味だった、、レストランのマネージャーに過去の経緯を話そうかと思ったが”ジジイ、余計なお世話だ”と思われそうで止めて置いた。

そんなで極上のランチを楽しんでフロントのおねいさんに”今の社長兼支配人は誰ですか?”っと聞いてみた。社長室に在席しているらしく”どちら様ですか?”と聞かれたが”OBで同僚だったんです”とだけ伝え”驚かせたいので本人には伝えないで”とフロントを立ち去った。

多分そうじゃないかな、、と思っていた通りM氏が社長だった。実はワタシとは同期の入社で20年近くを勤務した仲間、ずっと同じ部署にはいたが課は違っていた。そしてお互い88年には同時に退社していたんだった、、あっちは新天地はパリへワタシはオーストラリアへと離れ離れに旅立った事が懐かしい。向こうはその後、バブルが弾け元の上司に連れ戻され再雇用、そして現在に至っている。お互い厳しかった動乱期を経て向こうは社長、こっちは管理人を経由して遂には(やっとか?)リタイア、、まあ突然訪ねたので向こうも面食らっただろう、現に逆光のせいで最初はオレの顔が判別出来なかったらしい、お互いに携帯の番号を交換してつもる話は次回にしようと別れたのです。