”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

IH調理台の行方


入居した時はちゃんと使えたIH調理器台、年末に家内が煮豆を煮ていて不具合を発見、点火して2分くらいで自然に運転停止になってしまう、、。何せ我が家じゃこんなものは初めて使う、第一IHとは言ってもそれが”Induction Heating”だったなんて知らなんだ、、精々”電磁調理器”と言うくらいの認識だった。そりゃ30年前はガス調理器だったしオーストラリアじゃ普通の電気調理台が一般的だった。

イメージ 1まあIHの具合が悪いことを理由に調理はしなくても良かったんだが何時までもそれじゃ拙いだろう。っで不動産屋に連絡して見て貰う事に、。

ぶっちゃけオーストラリアも日本もそんなに対応は違わないって事が判ったんだが賃貸契約を担当した若いお兄ちゃん、(オーストラリアならオレの役目)がすっ飛んで来た。一生懸命説明書と首っ引きでやるがダメ、、そりゃこのジイさんがやってもダメなんだからダメはダメでしょう、。

彼もこりゃ手に負えないと判断して今度は自社の修理部門へ連絡を、でも説明書には18年前に製造された製品だと記載されていてメーカーに問い合わせたところ、もう部品の在庫はないそうな(こりゃオーストラリアも同じ)、、。じゃあそっくり取り換えるしかないだろう、、となり今度は調理台に上手く収まる製品捜しだ、。それに二日が掛かりやっとこさ規格に収まるIH台を確保、業者が取付に来てくれた。

それがこの写真なんだが、、、使い勝手は以前に増して悪いのだ。無論、こりゃ慣れなんだろうがもう調理初心者が説明書通りやればそれなりに料理が出来るって代物、煮物から炒め物、揚げ物まで説明書通りにあっちこっちのスイッチを操作しないとすぐにピッ、ピッ、、ピピイと不具合を知らせてくる。説明書の巻末は調理例のオンパレード、こりゃもうクックブックだぁ~、、。それにオーストラリアから持ち帰ったフライパン、鍋、その他の調理器具は全部IH対応じゃないので使えないのだ、。それを全部IH対応の製品に買い替えて、と思いがけない出費に、。

ちょっとアマゾンさんを覗いてみたら何とこの調理台一式は家賃と同様の価格帯、これはオーストラリアより断然高かった、この9年、こんな風にテナントに言われて何回新品調理台を取り換えしただろう。あっちじゃもっぱらe-bayで買い付け入れ替えていたが(IH仕様じゃない普通の電気仕掛け)格安品で500ドル程度だった。一応出入りの電気屋さんに頼むことになっていたが調理に関してはそんなごく普通の電気仕掛けでも充分だったんだがなぁ~、、。

これは料理の仕方だろうがあっちのご家庭じゃ断然オーブンを使う料理が多かったような、、日本のように煮る、炒める、揚げる料理は少ないのでこんな調理台よりデカいオーブンの方が断然利用価値があり利用頻度も高かった、、それに洗皿器は何処でも常備されていたっけ、そうやって眺めると双方の料理に対する姿勢が判って面白い、。