”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

調理台よさらば

50年代後半は必読書だったヘミングウェイの”武器よさらば”、、19年に入って我が家はすっかり”調理台も台所もまとめてさらば”に転じている、。あれだけブリスベン生活じゃやっていた炊事は一切していない、そりゃ目玉焼きとかはやるがそもそも玉ねぎのみじんとかキャベツの千切りなんてのはすっかりご無沙汰だ。自宅じゃ食べないと言う訳じゃなく最近じゃパックされたものを買って来るのだ。

イメージ 1それに調理に関してはもう揚げ物は一切やらなくなっている。IHだとやり難いと言う事情はあるのだが奥方も魚を焼いたり、野菜を炒めたり、煮たりはしても小麦粉にパン粉等の手間暇は完全に願い下げ、完成品を買うだけにしているのだ。

最初はこれじゃ家計が大変かな、、と思ったがキャベツやレタスをじいさんばあさん二人でせっせと消費するよりパックされたもので済ませた方がゴミも出ないしかなり効率が良いって事が判って来た。

味噌汁にせよ最近はフリーズドライの固形をお椀に入れ熱湯を注ぐだけでそりゃもうネギや豆腐を加え出汁を取り最後に味噌を入れる、、等と本格派にやらずとも何ら遜色ないものが出回っている。家族が多く毎朝となれば高くつくが週に1,2度ならこれの方が断然経済的なのだ。で刺身や魚は食べる分だけ買い調理できるがやれ天ぷらだ、とかとんかつになるともうダメだ、それにそんなに身体が要求しないし美味いものを食いたけりゃ寿司や揚げ物は外食すれば済むのだ。ブリスベンに居た頃からこうなるだろうな、、とは予想はしていたのだが現実にそうなっている。

近所のイトーヨーカドーさんとかイオンや個人商店スーパーでも重いものは配達してくれる。それもシニアカードの特典で無料だったり200円だったりなのですっかり甘えてペットボトル類やビールなどは玄関先まで運んで貰っているのだ、、ブリスベンでもスーパーではこんな配達サービスはあったのだが最低購入額が100ドルとか条件があったので利用した事はなかった。第一何処へ行くのもマイカーだったし雪は降らないので運転の心配もなかったし、、、基本的には何かを食いたくても食べれる店がないので自宅でやるっきゃないだろうがそもそもの切っ掛けだったのだ。

折角新しくなったIH器具もこれじゃ宝の持ち腐れ、ごく普通の電気式調理台が二つもあればそれで済むんだがなぁ~、。