”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

たかが映画されど忘れがたき傑作達よ、、その影響に感謝、、その4

そのトニカチに関しては何故か物心つく頃からのファンであった。軽率そうなプレイボーイ風情でニヤケタ役回りが多くどこがそんなに好きなのか、、と言われても返答のしようがないのだがこの映画では子供相手にとってもクリーンな役どころ。手を何回も洗ってしかもその後にパウダーをはたく始末、爪の手入れも怠らず、汚いものが大の苦手、、この辺が共通するような気がする。

勿論役柄と実生活では比較しようもないのだがどうもこの人の実生活はかなりこの役柄を地で行っているんだと思わせる節がある。現に当時、60年代に主演した多くのコメディー群は同じようなキャラで女性に弱いがクリーンなイメージでコミカルだと言う共通点がある。それと生まれはニューヨークのブロンクスだが妙に聞き取り易い発音で字幕なしの画面でもそれとなく理解出来る気がした、後年この時期につけた英語力は少なからず彼のお陰ではないかと内心思っている。

この賭博場の支配人=客商売、服装に気をつかい周囲には目を配る、、思い起こせばこの時の役柄に憧れた結果かその後の人生、ホテル屋として長い職歴を過ごす事になった。