”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”天使と悪魔”

実に3ヶ月ぶりに映画館へ足を運んだ、まさに運んだ状態で痛い右足を庇いながらびっこで所定位置が後方通路側なのでそこまでえっちらこっちらと大騒ぎだ。こんな空いているのに何で指定席にするんだろう、、そう思っていたら何の事はない始まる頃には7割がた埋まってしまった、それもおっちゃん、おばちゃんばっかりだ。同じ気持で入って来た二人ずれが自席まで行くのが面倒なので他の席にいたらその席を振り当てられた二人が入って来て大騒ぎ、とは言っても大笑いの一幕があった、まあオージー流にその遭遇だけでもう10年来の知友みたいになってしまう、、日本だったらどうだろう。映画が始まるまでの余興として面白かった。そう言えばこの映画、熟年層に人気があるのかな~、いやそうじゃない今日は火曜日半額デイだった。

イメージ 1

映画は前作”ダヴィンチコード”に続くものだがダン・ブラウンの原作では此方が先に書かれている。劇中その辺を意識してかラングドン教授の部屋には前作の相棒、ソフィーの写真がさり気なく飾ってあったりバチカンの図書保管室にはダヴィンチの書物があったりで此方が2作目である事を強調しているカットがあった。

しかしあのセントピータースバーグのレプリカといい夫々の教会の内部といいセットは大掛かりである。制作費150億円を計上している由、これは007と似たり寄ったりらしい、、未だ公開中だが多分制作費は楽に回収出来るのであろう。まあ出演料をケチった訳じゃないだろうがロン・ハワード監督の奥さんやら父上までも動員している。

今回ラングドン教授の相棒はアイエレット・ゾラーは67年生まれのイスラエリだが多分監督好みなんだろう、、ナオミ・ワッツを押しのけてこの配役に納まったとか聞いた。

イメージ 2

かのインディー・ジョーンズは考古学の教授、それが世界の秘境で発掘される財宝のありかを求める悪人と思いがけず対峙していく、此方はもう少し現実味を増してバチカンのミステリーに迫って行く、、まあ想定としては同じようなものか。

やはり映画館で見る映画は良い、かなり無理な設定やそんな、、と思う場面もあるがそこは目をつぶり、充分楽しめる2時間18分、9ドルなら安いもんじゃありませんか。こうなると監督曰く3部作らしいので次の一作がどうなるのか又、楽しみが増えた。