”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

ノッティング・ヒルの恋人

又、見てしまった、、これでもう確実に10回は見ている、、夕飯までの30分と思って見始めたが終わったのは結局8時過ぎ、当然メシもそのあと、、、家内に再三”アナタご飯ですよ、、”と呼ばれるのを無視し続けて最後まで。
 
確かに男性にとっちゃ今世紀最大のおとぎ話しだし展開も読めている、しかし何でそんなに何回も見るほど良いのだろうか、、?それは先ず脚本の良さだと思う。勿論それ以外にも設定、撮影、音楽、両者の演技や周りの配役も魅力あるのだが。毎回見るほどに台詞の良さにも笑わされるし印象深いシーンがツボとなって10分に一回以上の割りで出て来る。
 
イメージ 1最初の出会いのシーンしかりだしメル・ギブソンのお尻の話には毎回笑わせられる。記者を名乗ってインタビューにもぐり込むが雑誌社名を”Horse & Hound”だなどと名乗らせる場面や無理やりインタビューさせられる相手に”これまで誰と共演して一番楽しかった”、、その答えが”レオナルドよ”、ヒュー・グラントのアタマにはレオナルドとくりゃダビンチしかいない、しかもそれを監督だと思っているんだから映画ファンならずとも笑わない訳には行かない、、。ブックショップの店員がデミ・ムーアと取り違えて”ゴースト”で共演した”パトリック・スウェイジって実際にはどんなヤツ”、と聞いたり日本食レストランでのシーンも忘れられない。
 
更にはジュリアの米語VSヒュー・グラントの英語の対比、とあってすっかり時の経過を忘れちまう。この辺りの展開はハリウッド映画では出せない”味”ではないだろうか。
 
ラスト・シーンだってそりゃ”ローマの休日”のパクリかも知れないがそれはそれなりでこうするしかないだろう、、の展開、それが判っていても微笑まずにはおれない、結局何回見ても飽きない、、って事になるんじゃなかろうか、、。
 
見る度にセリフの面白さを再発見する映画だし映画好きなおっさんには堪えられない、これに”ラブアクチュアリー”なんかはこれからも又、機会があれば見るんだろうな、、、。