”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”モア”、初めて好きになった、、人と曲、、

”モア”じゃなくて”もう”半世紀近くも前の話だ、、、、2つ年上だったひと、初めて恋愛感情をもって好きになったひと、、その人と最初に聞いたのがこの曲だった。
 
すぐに映画の主題歌だって事は判った、その題名は”世界残酷物語”、なんとその題名とメロディには違いがあるのだろう、、。鬼才ヤコペッティ監督になる映画、そりゃ題名通りの残酷さ、、それがアンディ・ウィリアムスが歌うとこんなにも甘美な名曲に変身してしまう、、その差が激しければ激しいほど忘れられないメロディとして耳から離れない。
 
その彼女とはあるプライベートなパーティで知り合った、場所とは言ってもそこは彼女の自宅でレコードから流れていたのがこれである。歌っている歌手の名前は勿論知らないし、他に収録されている曲も始めて聞くものだったがその衝撃は大きかった。第一英語で何を歌っているのか全く判らない、、、それが辛いところでこれが彼女そして英語との始めての出会いである。今でもこの時買ったレコードは大切に持っている、、問題はプレイヤーがないので聞きたくても聞けない、しかし世の中便利なものでこうやって瞬時にYoutubeで当時の音楽がそのままPC経由で聴けてしまう、もうレコードなんかいらないぞ、、そして彼女との思い出も要らない、消しゴムでもあれば消してやる、いい所だけは残して。
 
青春の1ページとして聞くと必ずあの頃を思い出す、、誰にでもそんな曲はあるのではないだろうか、、。