このスチールは1946年、と言う事は19歳の頃、今なら遅咲きだが何処にでもいる普通のテーン・エージャーだ。
それがこの2年後48年にコロンビア映画が半年の契約を申し出てくれ彼女の映画人としての生活が始まる。トルストイを初め古典文学が好きで蔵書も200冊以上あったそうな、又、音楽もクラシックが好きでUCLAで文学を学び、アクターズで演技の勉強もしていた、。
小さで目立たない役をこなしやっと53年くらいから脚光を浴びるようになる。もう20歳も半ばだったが同年の”ナイアガラ”そして”紳士は金髪がお好き”で一躍スターダムへ、、マリリン・モンローとして太くで短い人生を歩んで行く。
62年に36歳で亡くなるまでに30本の映画に出演しているが全盛期が僅かに10年と言うスポーツ選手顔負けの短い人生だった。その間に結婚は3回、ヤンキースのデマジオとは54年、1月から10月までと言う短さ、アーサー・ミラーとは56年から61年までの5年間である。
セックス・シンボルとしてスクリーンに君臨していたが最後は睡眠薬の飲み過ぎと言う結果、この短い期間にプライベートな部分で何が彼女を追い詰めていったのだろう、、。
特にファンと言うわけではなかったのだが”お熱いのがお好き”や”帰らざる河”、”ナイアガラ”、”七年目の浮気”などなど結構見ていた。
数多くのポートレールやスチールがあるがこんな彼女の表情が一番好きだったかな、、どうも挑発するようなメディア向けの写真は好みじゃない。