”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

(続)泣ける映画、、おっさんを泣かせた映画

おっさんを泣かせる映画なんて別にどうでも良い、、ですよね??でも公開当時はおっさんじゃなかった映画も沢山あるし、、”シェーン・カムバーック!!”何て聞いてポロリと涙が出たのはありゃまだ小学生だった、、。思い返すと”ググッー”とは来ても殆どの場合涙腺が決壊する事は余りないのだが、、。
 
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これは若い青年を初めて泣かせてくれた映画、”地上より永遠に”、、場面は親友のマッジオ(フランク・シナトラ)の死を悼んでプルイーット(モンティ・クリフト)が一人消灯ラッパを吹くシーン、、。この場面では自然に涙がこぼれて止まらなかった、、後日気が付いたのだが実は泣けて嬉しかった、、と言うのは字幕ナシの生活環境だったので英語が理解出来るようになったんだと自負出来た映画でもあった。そりゃ何がなんだか判らなきゃ涙クンにも愛想をつかされる、、。泣かされたのはこのワンシーンだけだがこれは名作だし個人ランキングでもかなり上位である。
 
 
 
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この酒場の店主、リックと元カノのエルサ、、ボガードとバーグマン、、映画は”カサブランカ”、パリでの生活を思い出すシーン、サムに”演奏して”と迫るシーン、、劇中”泣く”には至らなかったかも知れないが最後でやられた、、、感情移入していると無理はないか、、まあリックのセリフも殆ど覚えているくらいなので今じゃもう涙も枯れましたが、、、でもやはりこれも歴史に残る名作かと。
 
当時は幾ら青年だったとは言え今はおっさんが選ぶとこうしてモノクロ映画が中心になっちまう。
 
 
 
 
イメージ 3では時代を経てカラー作品へ、、これは映画”グラントリノ”、、コワルスキー爺が(クリント・イーストウッド)悪たれガキどもを”今度やったら容赦しないぞ、、”と威嚇している場面だがこの後に愛犬を隣家へ預けに行く場面、これには意表を突かれた。
 
彼自身、本当に犬が好きで確かこの犬も自身で飼っていたような、。そんな事を読んでいたのでこの愛犬を預けて”さあてどうする?”と考えた時、”あっ、もう帰って来る気はない??”そう思いついた途端に泣けた。
 
 
 
 
番外編、、、。
 
イメージ 4邦題は”マーリー、世界一おバカな犬が教えてくれたこと”とナンとも情けない題なのだが末娘に、”つまらないし、とうちゃんは見ないほうがいいよ”、、で数年が経過、、もう良いだろうと高をくくってFOXの配信で見てしまった、、。
 
一年未満で我が家に来て十数年、最後を看取った四郎とマッタク同じ事がデジャヴュのように画面に再現されている、、。あっ、こりゃヤバっと思う間もなく顔面はグショグショ、、最後やはり四郎と全く同じ病状が出て息を引き取る場面まで、、”オレと四郎ががモデルじゃ??”と思うほどにそっくりなのには驚いた、、。四郎はラブとボーダーコリーのミックスだしマーリーとは大部違うのだがその表情や仕草はそっくり、、近年こんなに泣かされた映画はないかも知れない、、。
 
まずいな、、、思い出しちまったよ、、、今日は此処までにしよう、、。