”龍の刺青を背負った女”、、
邦題は”ドラゴン・タトゥーの女”、、そのまま日本語にすると東映のヤクザ路線の延長だな、、緋牡丹のお竜さん参上!みたいでこれはやっぱり英語表記が良いかな??

実は今大変困っている、そう原作を三分の一読んでしまったのだ。これが”夜を徹して”とまでは行かないが展開から目が離せなくなり最初の核心へ迫る大事な場面に差し掛かっている、、。
と同時にダニエル・クレイグ主演で制作された最新作が昨日から封切られこれを先に見に行こうか??で迷っているのだ。元はスウェーデンのスティーグ・ラーソンが書いたベスト・セラー、ミステリーで本国では大ヒット、09年には映画化もされている。其方は先日放映されていたのだが残念ながら見過ごした、、。
原作を読んでしまい犯人が判っていながら映画館に座るのはイヤだし、、話の展開が全部判ってりゃ興味半減、でも読みたいし、、。

これがダニエルの最新作、、、舞台はストックホルム北部の田舎町、そこから橋を渡った小島、、隔離された島には引退した産業界の大物一家が居を構えている。これが又、登場人物が多くて多くて、、原作でも日本人に配慮してか巻頭の登場人物一覧をしおりとしても使えるように別印刷してくれている。これは有難い。
日本ならさしづめ横溝正史のドロドロの世界になるところだが一家の歴史を40年も遡り真相に迫る、だがしかし名前がリクヴィストとかアマンスキ、、、と普段英語の名前に馴染んだものには混乱の極み、この登場人物一覧を片手に持って読み進む有様である。
この裕福な一族が中心になり事件は40年前に起こったある失踪事件の解明が本筋、ある事件で失脚した出版会社を経営するジャーナリストのブルムクヴィストが当主の回顧録を代筆すると言う前提でこの調査を依頼される、、そしてその彼の手先となって調査を手伝うのがこの”龍の刺青の女”となる、。

そうだ今日は金曜日じゃん、、、映画に行っている暇はないだよ。自重せねば、しかも雨模様だしゴミの回収車が来る前にゴミ出しだ、、、イヤだね現実は、、、。


この映画は”ミレニアム”と言う三部作なのだが本国のスウェーデンでは3本とも映画化され(同じ配役)上映されている。日本では既に公開されているのだがオーストラリアではまだこの”ドラゴン”しか公開されていない、、。今回リメイクのアメリカ版を先に見てしまったのだがこのルーニー嬢の映画上の性格には共鳴出来るものがあった。嬉しい事にこの成功で三部作全部にダニエルさんと共に継続して主演する事が決ったそうな。これは期待出来るぜ。