これは輝いていた頃のヘレン・ハント、、。生まれはロス・アンジェルスで芸暦は70年代の中頃からTVを中心に活躍、それが96年の大画面、”ツイスター”(さっきまで見てた)で脚光を浴び翌年”恋愛小説家”でジャック・ニコルソンの相手役に抜擢され、そして見事にオスカー、主演女優賞を受賞してしまった、、。
当初この”恋愛小説家、”原題は”As Good As It Gets”と言って”もうこれ以上は良くならないよ、、”みたいなニュアンスなのだが見事な邦題だ、、??、ジャック・ニコルソンの独壇場的映画なのだがヘレン・ハントは紅一点、彼が毎日通うコーヒーショップのウェイトレス、シングルマザーのキャロルを演じる。ニューヨークを舞台にしたTVシリーズに多く出ていたせいか妙にニューヨークっ子らしさ(?)があって共感を誘った。
別に”ニューヨークっ子ってどんな人?”と言う根拠も定義も全くないのだがおっさんが遠い昔に過ごしたニューヨークの街並みを背景に凄くしっくり来る女優さんと言ったら言い過ぎかな、、奇しくも彼女はまさにおっさんが始めてニューヨークの土地を踏んだ年に生まれているので、するとオレのほうが先輩じゃん??まあ一言で言えば庶民的、、これは江戸っ子に通じるかな?でもアチラは人種のるつぼなので周囲は日本人100%と言う東京の下町とは全然環境が違う、。
幾らでもその辺を歩いていそうな女性なのだが幾ら芸暦が長いとはいえいきなりのオスカー受賞、この経歴をして更に進歩を遂げて意欲的に映画出演を、、と思いきや何の事はない何時の間にか又、TV界に戻ってしまった。最近ではポツポツと映画出演もあるのだが当たり役もなくなかなかスクリーンではお目に掛かれない。
そう言えば一時時代を築いたメグ・ライアンも最近はすっかりご無沙汰だ、、、彼女とは2歳違いなのだが最近は主演作も少なく見かけないな、、、両人とももっともっと活躍して欲しいと願う世の男性は多いのではないだろうか、、そう思うのはおっさんだけかな?
ニューヨークと言うとこれだけはアタマから離れない、、、。