”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

テアトル東京も閉館する、、

イメージ 1多分このスチール写真が唯一記憶に残っている正面玄関かも知れない。場所は京橋、今は銀座一丁目になっているが当時の感覚としては此処は銀座とは言わなかった、、。実家から近く徒歩10分もかからない場所なので良く出掛けたのだが初めて館内に足を踏み入れたのは”ベン・ハー”を見た時だった。
 
記録によると日本で一般公開されたのは60年4月1日から、とあるので間違いなくその年にはこの劇場に入ったんだ、、それが年月を経て87年にホテルや劇場が入る総合施設に生まれ変わり銀座テアトルシネマとして営業、それが遂に来年13年には閉館するそうな、。87年に複合施設の一部となった時点でもう単独の映画館ではなくなっていたのだがこうして又、街の映画館が一つなくなっていく。
 
このテアトル東京、”ベン・ハー”は70mm方式が導入されその湾曲した画面全部に映像が映し出されていたのだが後日、シネラマ館として再デビューしている。63年に”西部開拓史”がその方式で上映されたのだがそれまでは都内のシネラマ館は今の帝国劇場にあった。”チコと鮫”を見たのを覚えているがやはり当時は斬新な画像に驚かされた、、今の3Dを始めて見た時と同じような驚きだったんだろうな、、。
 
この界隈有楽町へ渡ると松竹ピカデリー、その脇には丸の内松竹、更には丸の内東映に鍛冶橋座なんてのもあった記憶がある。築地に戻ると松竹セントラル、その向いに東劇、傑作を二本立てで上映する小劇場が夫々にありその間には邦画専門館も完備していた。早い話、夫々のビル内にロードショー館や二本立て専門館があるので今のシネコンとはそれ程変わらない、、。
 
 
こんなのをYoutubeで見つけちゃいました、、凄い人もいるもんだ、、。
転載させて貰いましたよ。