”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

サヨナラ、、ドナ・サマーズ

今朝突然の悲報だ、、。僅か63歳で肺ガンで亡くなったとのニュース、本当に残念だ。
 
”ディスコ・クイーン”として音楽界に君臨し発売するレコードは全て大ヒット、70年代を代表するソウルフルな歌手だったんだが、、。現役最盛期は77年頃から、、80年代にかけて、もう30年も前の事になる。
 
もう時効だから書いてもいいか、実はその彼女の全盛期、77年から83年までは時期が重なるように彼女と同じロスに在住していたのである。家内には余り話した事はないのだが其処でディスコ狂いをしていた時期があった、それが丁度彼女の歌声にダブる。ヒルクレストとかセンチュリープラザと言う”ディスコ”に暇を見ちゃ繰り出して彼女のヒット曲に酔いしれていたっけ、。車内のラジオでもどの局からも彼女のヒット曲が流れて来るので通勤の往復1時間半の車中、毎日聞いてりゃ覚えちまうよ、、。ロス市内でホテルの予約を専門に受け付ける今で言うコール・センターの一室に弊社の事務所があったのだがラジオから彼女の曲が流れて来ると若い女性達は耳に受話器を着けたまま踊りだす始末、、随分アッケラカンとした西海岸気質だな、、と思ったものだが何の事はない、それから暫らくして自分から通ってたんだ、。
 
今はおっさんだが30年前は腹も出てなかったし、髪の毛だってしっかり黒かった、動きも敏捷、覚えも早かった、モテキをエンジョイしてたっけ、、そりゃ足の長さは変わっていませんが、。先のウィットニー・ヒューストン以上にドナ・サマーズの悲報は自分の青春時代がそっくりダブるだけに結構辛いものがある、、しかも肺ガンだなんて、こうして段々に青春の思い出が消えて行くんだな、、今夜は飲むぞ。ご冥福を祈ります。