”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ハンナ”か”ハンガー・ゲーム”か、、

イメージ 1イメージ 2両方とも主役は若い女性、”凄腕”で次々に相手を倒していく殺人プロフェッショナルです。しかし似てやしませんか、、舞台設定や衣装は違えど同じ構図、。
 
左は大ヒットした”ハンガー・ゲーム”のジェニファー・ローレンス、右は”ハンナ”で16歳の殺し屋を演じたシャーナ・ローナン。監督が”つぐない”のジョー・ライトで彼女の父親役がエリック・バナ、、それにつられて見たのですが、、。
 
このスチール、両方とも劇場用ですが女性は拳銃を構えるより”弓矢”の方が似合うんだろうか、、どうもこの辺は”ランボー”のスタローン先生の影響かも知れない、、”ハンガー・ゲーム”は近未来が舞台なのに武器はまだ弓矢、、、”ハンナ”ちゃんはフィンランドの奥地でお父ちゃんに仕込まれた狩の手段が転じて弓矢の名手となっている。
 
此方の舞台は現代、ハンナは寒そうな奥地で父親に殺し屋として育てられたので文明の利器には全く接した事がない、格闘技では父親をも倒せるまでに成長し、いよいよヨーロッパ各地で”お仕事に”就く事に、、。父親は元CIA部員、当時の上司か同僚だったのかマリッサ(ケイト・ブランシェット)に執拗に狙われている。その理由を解き明かしながらの一人旅になるのだがハンナが小さい頃に一家が起こした交通事故と関連があるらしい。奥さんはその事故で亡くなりそれからフィンランドの奥地へ篭って父親が一人でハンナを育てて来たような、、。この辺りまでは”ふーん、なる程ね~”って感じでそれからの展開を期待させてくれる。でも、又、ケイト・ブランシェットが悪役だよ、、好きな女優さんなんだがな~、。
 
そんなで16歳の少女殺し屋がヨーロッパを駆け巡りマリッサが次々と送り出してくる敵を倒して最後は一切のナゾも解けて宿敵マリッサと対決する事になる。可哀想にお父ちゃんは先にマリッサに返り討ち、その仇も果たす為に健気な少女は決死の覚悟で乗り込んでいくのでありました、、。と言うお話なのだがまあ前日見た”わたしを離さないで”で沈んだ気分がスッキリ、、そうでもない、出来がイマイチ、まあ気分転換にはなったかな?