”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”13 Assasins”

こりゃ絶対に邦画の”13人の刺客”だと思った。オーストラリア国内でも劇場公開され収益も上々、又、TVの映画評論番組では抜群に評価が高かった、、でもブログ友のfpdさんをはじめ皆さんに後半の殺陣は凄まじいし、稲垣くんの極悪非道ぶりが凄い事になっているよ、、言われこれまで何となくスルーして来た。
 
今回おっかなびっくり、首が飛んだり血飛沫があがるのは苦手だな、、でも結局見る事に。字幕が英語で出るのには目障りで閉口したがまあ我慢するか、。確かに字幕が出るのは邪魔だが言っている事が理解出来ない場合にはこれがなきゃ困る、かと言って吹き替えは、、やっぱりイヤかな。だって役所広司の吹き替えを幾らモーガン・フリーマンの魅力ある声であっても、”My Name Is Shinzaemon!”何て言われたら白けるし、、。
 
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確かその昔、片岡千恵蔵里見浩太朗で制作された工藤栄一版のリメイクだと思うんだが、。
 
僅か13人の刺客で53人に対峙するのは古いほうだが此方はナンと敵軍が300人、、こりゃ”アラモ”の守備隊よりは多少分が良いが機関銃でも持ち出さないと勝てない戦かな、、。
 
TVの画面で見て感じるのは夜半や室内でのショットが多くしかもアップがない、、従っておっさんにはどうも役者さんの顔の見分けが付かない、、役所広司も、、ええっー、どれが?と言う感じで最初判らなかったし吹石一恵など遂に最後まで見分けがつかなかった、、。劇場の大スクリーンで見るのとは大違いだ、主役の刺客が13人いるのだが夫々をアップで見せて紹介してくれないと判別が出来ないし顔と名前が一致しない、日本人のワタシがそう思うと言う事はオージーには多分見分けが付かないだろうな、、。それにこの人数だと各自に個性を持たせるのは難しい、、精々7人くらいじゃないと剣の達人、爆薬の達人、ナイフ投げの達人、、、ってな特技を披露させられないし”軍団”対”集団”殺陣で戦うしかないだろう、。
 
ラストは延々30分も戦闘場面が続くのだがその部分を別にしても海外版は日本国内で公開されたオリジナル版より20分以上も短いとか、アップの画像も減らしたのかな、それでダレがダレか判らない、、?それに最後は誰が生き残ったのか、、?でももう一度見る勇気はないな~、、まあいいっか。