”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”プロメテウス” リドリー・スコット監督の最新作

封切りからもう10日が経過、今日は早々と携帯を切って映画館へ、、時間が合わず已む無く3D上映館へ、普通のでよいのにな、、しかも20ドルも払わさせられたし。これでガッカリしたらアタマに来るぞ、。で入る前に携帯をチェックすると、、案の定だよ、、組合長から至急の電話をくれとのメッセージ、しょうがないので一旦外に出て電話の用事を済ませる、。どうって事のない用事で長引かず良かった。
 
全く予備知識なし、もうリドリー監督だからと言う贔屓目を抜きにして2時間、大いに楽しませて貰った。帰ってから検索すると賛否両論あるらしい、、でもやはりリドリー監督ならではのSF,ブロックバスターに仕上がっていた。舞台設定や斬新なデザイン感覚、時代設定が2093年なので大分先のハナシだがその頃でもヴォッカを飲んでいるのでホッとしたよ。勿論水は貴重らしいし、、。
 
主演は例のスウェーデン版”ドラゴン・タトゥーの女”シリーズでリスベットを演じたノオミ・ラパスシャーリーズ・セロン、役得なのはマイケル・ファスベンダーである。
 
イメージ 1
79年の”エイリアン”、それにシリーズ化でも配役され強いリプリーを演じたシガニー・ウィーバーみたいなスーパー・ガール振りを予想すると大分肩透かしを食らうが一言で言えば”想定外”の展開で肝心のエイリアンさまはまさに真打での登場である。
 
SFファン待望の映画である事は間違いない。意表を突く設定や真相解明、或いは何がどうなっているのかには大分アタマを捻らないと、、理解し難いのだがやはりSFの教科書的映画として後年賞賛されるのではないだろうか。そりゃ最初の”エイリアン”から33年も経過しているんだから撮影技術だって凄い進歩だ。でもやはりあんときのエイリアン初登場の衝撃は超えられない。我々見る方だってそれなりに目が肥えて来ちゃいましたからね、、監督。
 
”プトメテウス”とはギリシャ神話の神で兄弟もいるのだが次回はその兄貴分”エピメテウス”が宇宙船で登場するかも知れない。