”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

おっ、コレは手厳しい、、

今朝のMSNのネット紙面にこんな刺激的な言葉を見つけた。おっさんもコレには同調出来る、、昨今映画館でも字幕は読めない、吹き替えじゃないと、、、と言う若者が多いらしい。まさにそれがこのニュース記事に繋がっているような気がするのだが、、。
 
おっさんにだって若い時期はあった。その頃、例えば映画館に座って字幕の画面を見ていた当時(吹き替えなんかありゃしない)頭の中をよぎったのは何とかリアルタイムでこの俳優さんのセリフをそのまま理解したい、、要は英語を聞き、自身の言葉として話せるようになりたいと切に願ったものである。そりゃフランス語の魅力もあったのだが、、お手本がアラン・ドロンじゃ気が引けた、、やはりやるなら英語だった。しかしそうは言っても自分の左脳では”日本語が出来るのにナンで英語を、、”と呟く声もあったのは事実だ。
 
苦節何十年、、そりゃ英語でおばさんも口説けるし、住人と言い争いも出来る、、電話で怒鳴りあったり、百人単位の部下が居て精神論の訓示もたれた、”You’re Fire!!”もやったし、、。マックのドライブスルーでも間違いなく注文したモノが出て来る、、、ちょっと油断するとマッタク違うモノが出て来て家内に睨まれるが、、。で、この記事に記載されている事はまあそれなりに自分のものとなった、、でも待てよ、日本語が、、こりゃひどいもんだ、、それに英語に取り付かれたせいかもう母国へは帰りようがない、、そこまで考えるとこの記事は如何にも中途半端だよ、、この記事の通りに大志と希望を抱き大手を振って海外へ飛び出たのは良いが挙句30年以上が経過してしまいもう帰れない、日本を中心にグルグル回る人工衛星みたいなものになってしまった。英語や海外進出も適当にしないとこうなるぜ、、とその哀れな顛末まで書いて欲しかったな、、、。