”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”海底二万哩”のリメイクがオーストラリアで制作

これはもう古典映画、我等世代が子供の頃に胸躍らされたジュール・ヴェルヌ原作の海洋冒険映画だ。制作年度を辿ってみたらこれまでに5回以上もリメイクされている、一番記憶にあるのは54年度制作版で潜水艦”ノーチラス号”キャプテン・ノモがジェームス・メイソン、そしてネッドがカーク・ダグラスだった。
 
その古典映画が又、リメイクされる、、それが此処オーストラリアのゴールドコーストで、。制作は前回同様で権利を持つデイズニーらしいが昨日発表(公式ではない)されたTVや新聞紙上ではこの二人が主演とか、、;
 
イメージ 1でも待てよ、女性が配役される映画かな、、多分最新作ではブラッド・ピットがネモ艦長でアンジーが、、ネッドレスでもやるのかな?
 
なにせオーストラリア映画史上最大の制作費を計上して撮影期間の半年はこの主役二人に子供達6人全員が揃うらしい、そして観光客の増加を見込み観光業に膨大な収益をもたらすとか、、の観光大臣の談話まで発表された。
 
昨今のメージャーはロケ地選定にしても税法上の優遇制度を模索したり、、組合との合意が真っ先だが、、行く先の協力体制が万全じゃないと見向きもしないそうな、、それってオリンピックの開催みたいだな、でもこの手の大型企画となると総額百億円単位の制作費だし現地の企業にしてみれば例え期間限定とはゆえ”オイシイ話”に違いない。ましてこうやって撮影現場見たさに来る観光客、、これは半端な数じゃないのだが、。
 
現に”ナルニア物語”の何作目かは忘れたがやはりゴールドコーストの近くに大掛かりなロケ隊が数ヶ月滞在し大型帆船を浮かべ撮影をしていたのだが週末ともなると大騒ぎだった。近くのレストランはもう朝から満員だし渋滞騒ぎでこれじゃむしろ近所迷惑なんじゃないかと思わせたがこれが経済効果の一環だとか。
 
本筋は世界各国の海洋で不思議な沈没騒ぎが勃発する、それを調査する為に派遣されたアメリカ船が見た海洋怪物の正体は”ノーチラス号”、、戦争を嫌うノモ艦長が操る最新式潜水艦だった、、。と言う訳なのだが今度はどんな展開になるやら、、映画ファンとしては撮影裏話より最終的にはどんな出来になるのやら、??其方に興味があるのだが関係者は今からもう準備で大変だろう、脚本や詳細は未定とあるので早くても年末くらいが目安だろうな??