”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

オスカー男優によるベストの演技は??

別にアカデミー賞のオスカー受賞作品が”間違いなく秀作”、だとは思わないがやっぱり長い歴史から判断して(1929年が最初)、その時代に”この映画にオスカーを授与したい”と選ばれた作品はそれなりに秀作である事に違いない。

そんな受賞作品で主演を演じた男優さん、それも作品賞と並んで主演男優賞にも輝いた”名優”のランキングがあった。印象深いところでは62年の”アラバマ物語”、グレゴリー・ペックが主演賞を受賞し、これはもう映画史上に残る名演技だったのだが残念ながら作品賞は受賞していないのだ。この年、作品賞は”アラビアのロレンス”へ、、そしてあのロレンスを演じたピーター・オトゥール、彼は絶対に選出されるよな、、と思いきや主演男優賞はグレゴリー・ペックに行ってしまい作品賞その他多くを獲得しているのだがこの選考からは漏れている。

こりゃ作品賞&主演男優賞って事になると大変だな、こんな時はボケ防止には好都合とばかり記憶を辿ったりネットで検証している。”ベン・ハー”で主人公を演じたチャールトン・ヘストンは間違いなく入っているとは思うのだが、、。

カッコーの巣の上で”(75年)で主演のマクマーフィーを演じたジャック・ニコルソンは当然のように5位にランキングしている。

4位 ー ”アメリカン・ビューティ”(99年)でレスター・バーンハムを演じたケヴィン・スペーシー、、この映画は主要5部門で受賞しているし評価はかなり高い。

3位 ー ”フォレスト・ガンプ”(94年)、主演のフォレストを演じたトム・ハンクス、彼は文句なしか?ロバート・ゼメキス監督を初め6部門を制覇、トム・ハンクスも”ショーシャンクの空に”のモーガン・フリーマンを抑えての受賞だった。

2位 ー ”ゴッドファーザー”(72年)、でドン・コルレオーネを演じたマーロン・ブランドだった。個人的にはこっちが一位かと思ったが、、やはり堂々の2位にランキング、、そのマーロン・ブランドは54年のテリー・マロイ役、”波止場”でも10位にランキングされているのでこれはもう文句なしの名優って事になるんだろう。

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そしてこの部門、他を大きく引き離して首位は、、;

1位 ー ”羊たちの沈黙”(91年)でハンニバル・レクター博士を演じたアンソニー・ホプキンズだった。実際はこの1、2位はかなり拮抗していてどちらが首位になっても文句は出ないだろう。

双方とも映画がねぇ~、、と言う声もあるし(アメリカでも)共感出来ないし、、と言うご意見もあるらしい。でもスクリーン上に見事なまでにマフィアのボス、或いは殺人鬼を表現した演技力は素晴らしいものであったと、、勿論、そんな実物には会ったこともないし、会いたいとも思った事もないのだがあれは渾身の演技だったのでは、、まあその筋のホンモノが見たら”なんじゃアレは、、”と言うかも知れないが、。

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