”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

時空を超えたアストン・マーティンDB5

 
 
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上記は半世紀前にショーン・コネリーが初代の007を演じた”ゴールドフィンガー”で使われたアストン・マーティンDB5である。実は当事撮影で使われたホンモノをある自動車ショーで見たことがあるのだが007仕様は2台生産され実際の撮影には7台のアストン・マーティンが使われたらしい。同じ形式のモデルは1963~65年の二年間に1,023台が生産されたそうでその多くはもう存在していない。撮影で使用されたモデルはこの映画ですっかり有名になり後年コレクターに高額で取引されているようだが、、。
 
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そして50年後、ダニエル・クレイグが007に扮したシリーズ最新作(23作目)、”スカイ・フォール”では全く同じモデルが登場する。それももうこれっきゃない、、と言うほどに格好良い方法で、、。果たしてどんな方法で2012年にこのDB5を蘇らせたのかは知る由もないのだが、、しかし良く見ると両車のナンバー・プレートは007ご用達のBMT216Aである。性能的には4,000cc、馬力は5500回転時に282と今の車と比較すりゃどうって事はないのだがこれはやはりヴィンテージだろう。現に助手席に乗った”M”が”クッションが硬い”とか文句を言っているし”間違っても私を席ごと投げ出さないでよ”とボンドに念を押すセリフもあり50年前の映画を呼び起こさせてくれる。最後敵の一味に襲われこのDB5も遭えなく爆破されてしまうが流石にこの場面はモックアップモデルを使いCG処理を施したらしい。
 
若い頃はこんな車が欲しいな、、、とは思ってみたがそんな想いは長続きしなかった、なるべく目立たなくて故障知らず、金が掛からず事故を起こさない車が一番さ、、と開き直っている。第一性能が良く200キロも出るとしたって何処でそんなスピードが出せる??そんな風に思うのもこれ即ち歳を食ったせいか、、、。