”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”海賊とよばれた男”、こんなタイトルは読まない訳にはいかないだろう

映画にするかそれとも読書にするか、、?これは困ったぞ。街中は先週の金曜から長い夏休みに突入、それにクリスマスが近いとあってショッピング・センターは朝からごった返している、、その反動か各シネコンも大変な人だかり、もっとも子供が中心だが、映画もアクションやアニメ中心のラインアップで涼しい館内へ引き寄せられて行く。
 
先週、私立探偵スペンサーの最後のシリーズ2冊を読み終わり書棚に残った未読本も少なくなった。WOWOWの良質ドラマも終わったのでさて一息入れて今度は何にしようかな、、と思案していたら翌朝、枕元にはこれがドッドーン、、タイトルは、”海賊とよばれた男”、作者は今や売れっ子の百田尚樹
 
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文庫と違ってデカくて厚い、、しかも上下に分かれていて夫々が400頁近くあるぞ、こりゃ気張って読まないと文庫みたいに仰向けに寝て読む訳にはいかないぜ、、腕が疲れちゃうし、、。
 
”お友達から借りた本なのでなるべく早く読んでくださいね”、、とは家内のセリフ、早く読めとは言ってもこりゃ大変じゃないか?そんなで映画は中断して読むなら”今でしょ”、と言う事になっている。
 
昨晩プロローグを読み始めたのだがこれは出光興産、出光佐三氏の伝記だ。本の但し書きにも”これは実在のモデル、出光氏の生涯です”と記載されているので限りなくノンフィクションなフィクション小説と言っても良いのだろう、。評判は頗るよろしい、、何でも13年の”本屋大賞”を受賞した由、。楽しみが増えたぞ。
 
 
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こんな相関図を見たら益々興味が沸くし一体これからどんな展開になって行くのやら、、出光興産の本社は歌舞伎座の近く、それも実家からは徒歩圏だったし通学時にはその本社前を通っていたので子供の頃から何をやっている会社かは知っていた、、。あの頃あの建物のなかでは大変な騒ぎだったんだな、、と思うと妙に身近に感じる。恐らくこの単行本で描かれている時期とは10年くらいの開きはある筈だしご出光氏ご本人に限ってみると私が小学生の頃には還暦近い”おっさん”だった。
 
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百田氏の”永遠のゼロ”と言う小説も早く読みたいのだが、、これは映画化になり日本ではもうすぐ公開されるそうな、、こんな時の海外生活はイライラさせられる。読みたい本は沢山あれど今度は時間がないぜ、、。炎天下30度越えで肉体労働のあとはそれ程長くは読書は出来ない、、気が付くとぐったり寝ている事もあるので全部読破するのは、、、、年内は無理かな??