”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

近日公開の史劇3連発!!

もう3月だぁ~、、オーストラリアの暦では”夏が終わった”と言うだけで”秋です”とははっきりと言わない、、まあシドニーその他の市では”夏時間が終わります”と言う感覚らしいのだがそれにしてもまだ暑い。日中は30度、下が21-2度なので辛うじて熱帯夜にはならないものの流石にもうウンザリ、、それに雨が全く降らない。この2月は観測史上降雨量が最低を記録したとか、、通常は150mm程度らしいが今年は15mm、、と10分の一。どうも世の中あっちもこっちも気候異変が起きているようだ、、。
 
此処の住人にも異常が起きている、、先日は何と夜中の2時に携帯電話がリンリ~ン、、オイオイ誰だよこんな時間にひょっとして日本に在住する弟から緊急電話かと思って慌てて出たら、、24号にいるおばあちゃん、、以下字幕付きで解説を;
 
G: ナンですかこんな時間に??
24号: アンタ、、何かがヘンなの、煙探知機がピーピーと間隔を置いて鳴るのよ、、。
G: ウーン、、多分それはもうバッテリーが残り少なくなっていて警報を発令しているんじゃないですか?
何時からそうなったんですか??
24号: そう言えば昼間からかしら、、でもそんな事を言われてもワタシにはさっぱりよ、、。
G: 別に煙もナニも出てないんでしょ?
24号: そりゃそうよウチにはマッチ一本ないし、火を出す事さえ無理よ。
G: じゃ今夜はもうそのままにして置いてください。
24号: 朝一番で来てくれる?
G: ハイ、ハイ、、、、。
 
ハイはひとつと思いつつもうこの時点で怒り心頭。ナンで昼間にも鳴っていたのならその時に言えば良いものを、、、こんな時間まで待って掛けてくるなんて、、。
 
第一このおばちゃんは賃貸者でもなく自分の家なんだから家の中の事は自分の子供なり親戚なりに頼むのが筋なんだがな~、、それにしても夜中の2時に電話をして来る心理がおっさんには理解出来ない、、そりゃ”今、そこにある危機”状態で煙が出ていたり水が漏れていたりの緊急事態ならしょうがないのだが、、。まあ彼女に取っては電池切れでも緊急事態なんだろう、、と思って電話を切ったのだが、、もう眠れやしない。
 
そんなでもう昨晩からは9時過ぎには携帯の電源を切っている、、今度は自宅の電話に掛かってくるのは必至だが、、管理人の”理由あり反抗”だ。
 
そして週末、さてどんな映画を見に行くか、、で目に留まったのがこの3本、行くかどうかは別にして何故かこの時代の史劇が3連発で来るらしい。
 
イメージ 1これは原題が”Noah"(ノアの方舟)、主演はラッセル・クロウで今、ブリスベンの街中にデカい看板が掛かっている。ストーリーは誰でも知っているものだがエマ・ワトソンジェニファー・コネリー、アンソニー・ホプキンズ、ニック・ノルティフランク・ランジェラと豪華版。今月27日から封切りらしい。監督が鬼才ダレン・アロノフスキー(”ブラック・スワン”)なのでちょっと違う”ノア”が見れるのではないかと期待している。
 
イメージ 2
 
 
それと此方は”ポンペイ”、、多分ポンペイ最後の日を描いた映画で此方も特撮、CG満載の大作らしい。
 
監督がポール・アンダーソンと言って特撮を多用する映画を中心に撮っているのでこれもやはり同じ手法かな。キット・ハリングトンと言う新人男優に”マトリックス”シリーズに出ていたケリー・アン・モス、、その昔はロッサナ・ポデスタなどが出たイタリア版もあったのだが今度はどんな事になっているのやら、これも同時期に封切りされる。
 
イメージ 3三本目がこれそのまんま”サン・オブ・ゴッド”、、まさに神の子と言うタイトルでキリストの誕生を描いているらしい、、。アダムやイブ、、それに先のノアも被って出てくるのだがもうこの時代になると時系列に並べないと我々日本人には良く理解出来ない。
 
何れもイースター(復活祭)が近いのでこの時節、オージーたちには馴染みがあるのかも知れないがナンで同じような時代の映画がこんな風に3本も同時期に公開されるのか、、これってマックの隣にはケンタ、そしてサブウェイがあり、ドミノピザに近くにはピザハットがありセヴン・イレブンの近くにはファミリー・マートがあるってのと同じ”戦略”なのかも知れないな~。
 
何れ全部見ることになるだろうが、、果たして映画館で見たいのはドレっ??