”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”秘密殺人計画書”(63年)

野球が開幕になったので連日大忙しだ、、毎年の事だが朝の2-3時間を仕事、それからアメリ東海岸のナイターに合わせて10時くらいに始まる試合に釘付け、最近の試合は3時間超えが多くこれで午前は全部パアーになる。日によっては時差のある西海岸の試合開始が12時なので2試合を見るともう午後の3時、、必ずや途中で用事が入るので全部を通しで見れる事は皆無なのだが中継が終わればまた仕事、、見回りやらメールの処理、住人の話し相手をやって、、と気がつくともう薄暗くなって5時、、。
 
日が暮れるのは流石に早くなったのだがこの暑さは一体何時まで続くのやら、、今日も30度に到達、学校はイースター休暇に入りテレビの”お天気おじさん”は”ハーイ、パーフェクト・ウェザーですよ!!”と叫んでいるがこっちはもういい加減にして欲しい、過去4年間、4月に入ってまだ30度超えという経験はなかった、、。
 
そんな状態なので映画に接する時間が激減している。これじゃもう映画ファンなのか野球ファンなのか、、しかし今は開幕したばかりだし各チームの新戦力を確かめるまではテレビ中継から目が離せない。
 
でもやはり映画が恋しい、、っでFOXさんを見ていたら懐かしやこんな映画が、、原題は”The List Of Adrian Messenger"と言うのだが原作がフィリップ・マクドナルド。日本公開は63年の10月だったか、、”秘密殺人計画書”と言うタイトルで公開されたっけ。
 
イメージ 1内容は本格的ミステリー、監督はジョン・ヒューストンで主役がジョージ・C・スコット、あの”パットン将軍”だ。舞台は霧のロンドン、連続殺人事件の捜査に駆り出された元情報部員のアンソニーGCスコット)が真犯人を探して四苦八苦するのだが、、見所は関係者として登場するその配役だ。
 
監督のジョン・ヒューストン始め、トニー・カーチスカーク・ダグラスロバート・ミッチャムフランク・シナトラバート・ランカスターと当時主演を演じていた男優達が総出、しかも全員が凝った扮装とメークなので全くと言って良いほど誰が誰か判らない有様、、。これじゃ欲求不満だなと思いきや、、最後のクレジットになってやっと誰がどんな役を演じていたのかが明かされる仕掛けだ。
 
モノクロ画面だが公開当時はある事情で見れなかった、後日やっと見ることが出来たのだが字幕も吹き替えもなく殆ど誰が誰か、、よりも前に何が何だが理解出来ていなかったような気もする。63年と言うと”西部開拓史””史上最大の作戦”その他、、70mmの大作が目白押しだった、、これは当時をちょこっとだけ思い出させる映画だった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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