”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”アメリカン・プレジデント”(95年)

イメージ 1ロマンス仕立ては本来好きな方ではないのだが結局最後まで見てしまった、、、しかしこりゃ究極のロマンス・コメディ映画だろう。何せやもめの大統領が一般女性に一目惚れ、選挙戦の最中、敵陣営にはやれ不倫だなんだと突っつかれ彼女も一旦は身を隠す決心をするのだが、、と言う誠に”甘い”映画である。
 
アメリカ合衆国大統領アンドリュー・シェファードは、分刻みのスケジュールの中で多忙な日々を過ごしていた。そんなある日、彼はエネルギー法案についての環境保護団体との会合で、女性ロビイストシドニー・ウェイドと出会う。そこでシドニーに一目惚れしてしまったアンドリューは、フランスの新大統領就任の晩餐会に彼女を招待し、二人でダンスを楽しむのだった。こうして、二人の仲は急速に深まっていくが、そんな二人の仲を次期大統領選の対立候補であるラムソン上院議員は見逃さなかった。女性スキャンダルをネタに、アンドリューを攻撃するラムソン。これに責任を感じたシドニーは、アンドリューの前から姿を消そうと考える。
by ウィキ、、、と同じことが書かれていた。
 
その大統領にマイケル・ダグラス、、シドニーアネット・ベニング、、そして監督がロブ・ライナー。これは今回見るまで知らなかった、、。このおっさん、実は俳優業も兼務していて先の”ウルフ・オブ・ウォール・ストリート”や古くは”めぐり逢えたら”にも出演していた。監督業の方では”スタンド・バイ・ミー”や”恋人たちの予感”、”ミザリー”、”最高の人生の見つけ方”など印象に残る秀作を撮っている。
 
それにしても95年制作と言う事は、、もう18年前になる。”ブラック・レイン”(89年)でニックさんを演じたあとだが若い時の父親(カーク・ダグラス)より”丸くて”こんなロマンス映画でも魅力ある大統領を演じられた。相手のアネット・ベニングは”アメリカン・ビューティー”(99年)で英国のオスカーにあたる(BAFTA)で主演女優賞をとるなどしているがやはりこの頃、既にアラフォーだったが一番輝いていたいた時期だ。
 
同じ”ラブコメ”でもイギリスが舞台だと”ノッティング・ヒルの恋人”や”ラブ・アクチュアリー”をすぐに思い浮かべる。アメリカ版も負けずに沢山あるのだがホワイト・ハウスを舞台にしたモノはそんなになかったような、、最近ではテロ攻撃やらで壊されるホワイト・ハウスだがこうして優雅な晩餐会や大統領がお忍びで出掛けていくホワイト・ハウスも又、面白い。大統領の一人娘、ルーシーとの会話やその幼い娘に政治政策を的確に突っ込まれるシーンなどは微笑ましい、、これも以前見たときには気がつかなかったシーンだ、。
 
やもめの大統領が恋をして何が悪い、それをネタに選挙戦を有利に戦おうとする対立候補リチャード・ドレイファスは色々仕掛けるのだがやはり大統領には勝てないよ、。これは”掘り出し物の優良映画”だと言ったらロブ・ライナー監督に叱られるかな??
 
 
 
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほん映画村」に参加しています:もし気が向いたらクリックお願いします♪。