、、、と来るとやはり最初に目に浮かぶのは、、;
68年の映画”さらば友よ”である。アラン・ドロンとチャールズ・ブロンソン、、ひょんな事から”一夜”を共にするのだが警察の尋問にもお互い”こんなヤツは知らん”と突っぱねるラストシーンは今でも忘れられない。こんなシーンは絶対にアメリカ映画では撮れないだろうと思わせるまさにフィルム・ノワールの真髄だった。
ロバート・アルドリッチ監督の西部劇で舞台はメキシコ、、フランス軍が介入している最中、国の軍資金を巡ってガンマン二人が対立する構図、かたやその軍資金を独立運動へ寄与したい、、もう一人は自分のものに、そして友情の決着は二人の”決闘”となるのだが、、メキシコロケを敢行したアクション大作でかなりの秀作だ。
その絆で結ばれた友情、、こちらは絆は手錠、、っでそのまま”手錠のままの脱獄”(58年)、主演はシドニー・ポワチエとトニー・カーチス、監督はスタンリー・クレーマー、友情プラス人種差別まで描かれた秀作でこれも忘れられない一作だ。
監督はジョン・プアマン、戦争末期、無人島へ漂着した二人、敵同士だし最初は何とか敵を倒して、、とあの手この手を使うのだがしまいに生き延びる為に二人が力を合わせないと、、となって固い友情で結ばれて行く。だが戦争の悲惨さからは解放されないのだ、それを見事に表現した映画になっている。
どうも古い映画ばかりだなぁ~、、もっと最近の映画だってこんな男の友情を描いたものは沢山ある筈なんだが、、。
ニューヨークからやって来た二人の刑事、ニックとチャーリー(アンディ・ガルシア)護送して来たのはNYのレストランでヤクザの親分を殺害し現行犯逮捕されたサトウ、、(松田優作)ところが大阪空港で脱走され挙句はチャーリーも殺されてしまう。一人で汚名を晴らすべくサトウ逮捕に向かうニックさんを上司には内緒で助けるマサ、、そんな映画なんだがラストシーンは空港での別れ、これが実に粋なエンディングになっている。
とまあ思いつくままに掲載してみたが、、もっと新しい映画が見当たりません。