”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”エアフォース・ワン”(97年)


まあアメリカ人がアメリカの背景でアメリカの国民向けにドイツ人監督が撮った映画と言えばそれっきりだが、、これとか”インデペンデンス・デイ”、、初期の”スーパーマン”、、待てよアクション映画はご都合主義とまでは行かないが殆どがそうじゃないか??これだって設定は”ダイ・ハード2”とそっくりで主演がニューヨークの刑事さんじゃなくて強い大統領とあって格が違うが。

公開されたのは97年なのでもう21年が経過している。ハリソン・フォードはまだアクションヒーローで大活躍、過去に大統領を演じたビル・プルマンモーガン・フリーマンマイケル・ダグラスケヴィン・クライン、、その他諸々の俳優さんの中でもかなり似合っているように思ったのだが、。

それと相対するはゲイリー・オールドマン、”レオン”での完全にキレちまったNY刑事の印象が強いのだがこの映画でも実に憎き悪人ぶりを存分に発揮している。

イメージ 1この頃のハリソン・フォードは50代半ば、映画は”パトリオット・ゲーム”(92年)”逃亡者”(93年)、”今そこにある危機”(94年)、連続してアクションヒーローの第一線にいた。

お話は大統領随行記者団に化けてエアフォース・ワンに乗り込む一味が自国のアイドル独裁者を開放せいよ~、、と乗っ取る訳だがこのあたりはちょっと無謀過ぎる、。幾ら本物の記者団を殺害して乗り込むとしても身分証明やその他がそんなにすんなり出来るわけがないし大統領機に同乗するにはもっと大変な作業が必要な気がする。

もう一人裏切っている警備関係者もいるが金の為で自国の大統領を売るか?そんな事を言っていると映画が出来なくなってしまうか?

でも脱走ポッドで逃げたと思われた大統領が機内に残っていて家族を助ける為に孤軍奮闘の大活躍、ホワイトハウスの副大統領、グレン・クロースと電話回線でやり取りをしながらもうジョン・マックリーン並の立ち振る舞いを演じる。

どうなるかは判ってるしもう何回も見ているのだが最後まで飽きることなく見てしまった、、全く進歩のないジジイだ、、。