”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

女性捜査官ベスト・テン

映画に登場した女性捜査官、、花形と言われるFBI、CIA、シークレット・サービス、、それに街のお巡りさんから田舎町のシェリフまで、、色々いるのだがこの分野も結構ランキングが激しい。普通はマッチョな男性が主役と言うケースで”ダイ・ハード”シリーズでジョン・マクレーン刑事を演じたブルース・ウィリスの活躍が一番有名か、?
 
女性に限定してもそりゃ数多くの女優さんが挑戦している。その中から以下のキャラクターと映画を;
 
先ずは映画”V.I. ウォウショウスキー”(91年)で私立探偵を演じたキャサリンターナー、、サラ・バレツキーと言う女流作家が生んだ数少ない女性私立探偵なんだが映画は散々な出来だった。でもキャサリンの魅力満載だったので、、シリーズ化されもう一本くらい撮れば又、違う評価が出たのではと考えると残念だった。
 
次は映画”グロリア”(80年)のグロリアを演じたジーナ・ローランド。役柄はちょっと違い番外編でヤクザの情婦が一転、幼い子供も守る為に悪玉に立ち向かうと言う映画。監督がご主人だったジョン・カサベテスで”ローズマリーの赤ちゃん”(68年)や他に出演は沢山あるのだが監督としての評価はこれが一番良かったかも知れない。
 
それから以下が印象深い捜査官としてランキングされている人達;
 
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映画は”デンジャラス・ビューティ”(00年)のサンドラ・ブロック、、FBIの捜査官が囮捜査でやむ無くビューティ・コンテストに参加する羽目に、、お笑いの要素が満載で個人的にはそんなに好きな展開ではないのだがこの映画のヒットが”スピード2、クルーズ・コントロール”で脱線したサンドラを救ったのではないだろうか??何せ今やハリウッドでは一番稼ぐ女優に登り詰めてしまった。
 
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これは映画”インソムニア”(02年)、でアル・パチーノロビン・ウィリアムスを向こうに回して正義の味方を演じたヒラリー・スワンクだ。
 
エリー・バーと言うアラスカのローカル刑事でロスから来た刑事の捜査に付き合うのだが途中飛んでもない事件が起こる。それに対峙する為に正義感をかき集めて独自の捜査で核心に迫っていく、、、こりゃ見応えのある映画だった、、監督がクリストファー・ノーランだし主演の3人が素晴らしかった。
 
 
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これは”ブルー・スチール”(89年)のジェイミー・リー・カーチスでニューヨークのルーキー警察官、ミーガン・ターナーを演じた。
 
コンビニ強盗に発砲してしまうのだがその時犯人が持っていたハズの拳銃が見当たらない、、その拳銃はサイコパスのストーカーに拾われ今度は彼女が執拗に追われる立場に、、。
 
と言うお話でミーガンは必死にその犯人を追い続ける、、警官の制服姿が良く似合っていたしあの必死の努力を買ってランキングへ、、。
 
 
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此方は珍しい女性シークレット・サービス部員。シークレット・サービスと言うのは大統領の身辺保護がその任務なんだが同僚の引退勧告を受けている、捜査官クリント・イーストウッドを相手にするレネ・ルッソ
 
邦題は”ザ・シークレット・サービス”(93年)、でリリー・レインズを演じた。最終的には二人団結して大統領暗殺を企てる犯人、ジョン・マルコビッチを追い詰めるのだがこの映画ではなかなか魅力的な女捜査官だった。メル・ギブソン主演の”リーサル・ウィポン”シリーズでも刑事役をやっているがこのシークレット・サービスの方が断然良い。
 
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さてここいらからは秀作・名演技・魅力満点キャラ、、、と三拍子が揃う。
 
映画は”ファーゴ”(96年)でミネソタ訛り丸出し、しかも妊娠7ヶ月と言う大きなお腹で大活躍したマージ警視どの。
 
演じたのはフランシス・マクダーマンド、この演技で見事翌年のオスカー(主演女優賞)を獲得、一躍有名女優の仲間入りだ。その素朴な訛りといいテコでも引かないしつこさで捜査にあたる、田舎町のお巡りさんとは思えない役柄だった。
 
 
 
イメージ 6それから次なるランク入りした女性捜査官はこの人、、アメリアを演じたアンジョリーナ・ジョリー、、映画は”ボーン・コレクター”(99年)、原作がジェフリー・ディーバーでこれはもう原作から先に入っているので映画としても外せない。
 
アメリアはニューヨークの街中をパトロールするルーキー警察官。それがある事件で現場検証の為に取った処置を犯罪捜査の権威、リンカーン・ライム(デンゼル・ワシントン)に認められ”キミは犯罪捜査が自然に身についている”と大抜擢を受け次から次へと起こるシリアル・キラーの捜査班に招集される。
 
映画の中でもルーキーだったがアンジョリーナもまだ駆け出し、、映画として評価はイマイチなのだが個人的には大変にお気にりの一本である。
 
 
そしてやはり最後を飾るのはこれだろう、、、クラリススターリング新米捜査官、、実際まだFBIの新人トレーニング中に呼び出され否応無しに重要な任務へ、、。
 
イメージ 7既に逮捕され収監されているレクター・ハニバル博士を尋問する役目を仰せつかる。映画は”羊たちの沈黙”(91年)。
 
ジョディー・フォスターも初々しい、最初っから完全にハニバル博士の思うように尋問が進んで行くのだが、、連続殺人事件の捜査に何とか役立つヒントを得る為に収容先へ通うクラリス、、。
 
最後の3人がトップ・スリーという事になるのかも知れないが夫々に見応えのある映画ばかり、、女性捜査官もそりゃ大変だがこうやって我々を充分に楽しませてくれている、、先ずはありがとう御座います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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