”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ザ・センチネル/陰謀の星条旗”(06年)

原題は”The Sentinel"、”歩哨”とか”見張り番”って意味なんだが邦題には”陰謀の星条旗”、、とこりゃチョイと大袈裟じゃないか?要は大統領夫人とその警護すべきシークレットサービス担当員の不倫が背景になっているサスペンスなんだが、、。

主演はマイケル・ダグラスとキーファー・サザランド、、そして大統領夫人になるのがキム・ベイシンガー、監督はクラーク・ジョンソンだ。

イメージ 1

不倫絡みのサスペンスではあるがそのご婦人が現役大統領夫人ってのがミソ、それに彼ら二人の関係を知った何者かが脅迫状を送りつけてくる、、更には大統領暗殺計画まで露見しプロットはなかなか見せる。ウィキによると、、;

ピート(M・ダグラス)はシークレットサービスに勤務するベテラン警護官、レーガン大統領暗殺未遂事件では自ら銃弾を受けて大統領を守ったという伝説的な人物だが、女への手癖が悪く、親友で同僚のデビット(K・サザーランド)の妻を寝取って仲違いしてしまいデビットにしてみりゃ見たくもない顔だ。そして現在は警護対象である大統領夫人サラ(K・ベイシンガー)と不倫中、、なのだ。

ある時、ピートと親しい同僚の警護官チャーリーが自宅前で何者かに暗殺され、かつての親友・デビットが捜査にあたり始める。そんな時期にピートは、タレ込み屋から大統領暗殺計画が進行していることと、シークレット・サービスに敵に内通するスパイがいる事を教えられる。また同時にピートの手元へ大統領夫人と密会中の写真が送られてきて、脅迫を受け始める。

ピートは大統領夫人との関係から不審な行動が目立ち始めそれが元でデイビットには疑われ始め、脅迫者の指示で動く彼が疑いに拍車をかける。ついに、ピートは極秘裏に監視対象とされる中、大統領専用ヘリが小型ミサイルで撃ち落とされるという事件が発生。大統領は搭乗していなかったため、事なきを得たものの、この事件が原因で、ピートはいよいよ怪しいと監視対象となってしまう。

こんな展開でお話が進んで行く、、苦悩するピート、デイビットに告白すれば大統領夫人との事がバレるし言わなきゃどんどん自分への疑いが助長するだけ、そんな緊迫した中盤だ。それからはもうこれっきゃないだろうと言う進み方で大統領夫人がデイビットに二人の不倫の関係を喋ってしまう。それからはスッキリさっぱりと大統領暗殺を企てるテロ組織を二人で共同して追って行くのであります、、、。

確か以前見たのもテレビでだったなぁ~、、06年なのでマイケル・ダグラスはまだ若い、でも”ブラック・レイン”でニックさんを演じた時よりも老けちゃった、、かたやキーファー・サザーランドはふた回りも若いのでこの頃はまだ”24”のジャック・バウワーの雰囲気がどうしても抜けないのだ、。

まあホワイト・ハウスを舞台にしたサスペンスとしては無難な出来で最後まで寝ずに楽しめた。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほん映画村に参加しています:
もし気が向いたら(向かなくても)クリックお願いします♪。