時代劇を見たことがある映画ファンは必ずやこの福本さんが斬られる場面をご覧になっているハズ、、そりゃ顔のアップやこれまで台詞だってロクにあったためしがない、、でも絶対に大画面で斬られる福本さんを目にしている。
これだけ”縁の下”の演技に徹し、71歳になられる今日までこの半世紀に渡って斬られ斬られの専門家として各種映画に出演しその回数が5万回にもなるそうだ。そして初めての主演作、、こりゃ絶対に何をさし置いても見たい。
彼を主演に据えた映画が撮られている、、と言うのは以前に聞いていたのだがやっと”太秦ライムライト”(うずまさと読むのだがこれは京都の時代劇撮影所)として一般公開になるそうだ。チャプリンの映画”ライムライト”をモチーフにしているそうで以下ストーリーは;
かつて「日本のハリウッド」と呼ばれた京都・太秦。太秦の日映撮影所に所属する香美山は、斬られ役一筋のベテラン大部屋俳優だが、時代劇の減少に伴い出番が減ってきていた。そんなある日、長年続いたテレビ時代劇『江戸桜風雲録』まで打ち切られ、主演の尾上は香美山に「また斬らせてくれ」言い残して太秦を去る。斬られ役としての出番を完全に失った香美山は、映画パークのチャンバラショーに出演することになった。
映像作品での出番がない日々を送るなか、香美山は新人女優のさつきと出会う。どんな状況でも稽古を怠らないその姿に惹かれたさつきは香美山に殺陣の指導を請い、二人はいつしか師弟関係となる。やがてさつきは時代劇での殺陣をきっかけに、東京で活躍しスター女優となる。
時が経ち、『江戸桜風雲録』の劇場版の制作が決定。さつきは尾上と共に主演に抜擢される。久々の太秦での撮影を喜ぶさつきだったが、香美山は体調を崩して引退しており、いつの間にか大切なものを失っていたことに気づく。さつきは香美山の故郷を訪れ、かたくなに復帰を拒否する彼に稽古を申し込み、映画への出演を懇願する。一か月後、香美山は撮影所にいた。尾上との約束を果たすために。そして、最愛の弟子さつきに斬られるために……。 by Wiki
カナダの映画祭での快挙も嬉しいが半世紀以上もこうして脚光を浴びない場所、撮影現場で待機していた裏方さんが桧舞台に立つ、、これが兎に角嬉しい。国内では6月に公開されているようなので何とか早く見れる方法を模索中だ、、、。
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