”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”マリーゴールドホテルで会いましょう 2”(15年)

 
 
丁度二年前に書いたのだがその”続編”がいよいよ来年早々に公開になる。オリジナルの原題が
The Best Exotic Marigold Hotel"、それが今度は
The Second Best Exotic Marigold Hotel"とベストの座を明け渡し二位に甘んじるタイトルだ。さて邦題の担当者、どうする??そのまま”続”を付けるか”2”を付けるか、、。
 
恐らく今回”二位に”したのには何か理由があると思うのだが、最初公開された11年には無論続編が制作されるとは判っていなかったので安易に”マリゴールドホテルで会いましょう”とした事が悔やまれる。まさか今さら”二番目に素敵なマリゴールドホテルで会いましょう”とは行かないだろう。
 
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主演は熟年俳優さんばかり、、若いのはインド現地のデヴ・パテルとその彼女、、他はジュディ・デンチマギー・スミスビル・ナイ、、とイギリスを代表する俳優さんばかり、その中に今度はアメリカからリチャード・ギアが参加するそうな、、。
 
インドと言っても広いのだがこのホテルの舞台になるのはジャイプルと言う人口300万人を越す”大都会”だ。映画、”ライフ・オブ・パイ”で出航する前に舞台となった風光明媚でフランスの影響が残るボンディシェリと言う街はベンガル湾に面していたが此方はもっと内陸、ニュー・デリーから南西に200km以上も行った都会らしい、。
 
一作目は待ちきれずに映画館へ駆けつけたし大変お気に入りの映画だった、今度はイギリスから渡った男女7人、それプラスリチャード・ギア、さてどんなお話になるのやら。
 
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以下登場人物と彼らがインドへ渡る事になった背景を、、;
 
イヴリン(ジュディ・デンチ)
 
40年間連れ添った夫を亡くしたばかりの未亡人の老女。夫の残した多額の借金を返済するために家を売り、息子からの一緒に暮らそうとの提案を断わってインドにやって来る。コールセンターのオペレーターたちにイギリス文化を教える仕事を得る。グレアムのかつての同性の恋人マノージとその妻の隠し事のない関係を目の当たりにし、夫のことを何も知らなかった自分とその夫婦関係を嘆く中で、誠実で陽気なダグラスに惹かれて行く。インドでの体験をブログに綴り、その内容がモノローグで語られる形で物語が進行する。
 
 
 
ダグラス(ビル・ナイ)
 
初老の男。老後を夫婦で暮らすための家をイギリス国内で買うつもりが、退職金を出資した娘の事業が失敗し、予算の都合で仕方なく妻ジーンとインドにやって来る。楽天的な性格でインドでの生活をそれなりに満喫する。何かと悲観的で文句ばかり言っている妻への気持ちは既に冷めており、心優しいイヴリンに惹かれる。
 
ジェーン(ペネロープ・ウィルトン)
 
ダグラスの妻。いつも文句ばかり言っている悲観的な性格で、インドにやって来ても全てが気に入らないとして、ホテルに閉じこもっている。知的で紳士的なグレアムに惹かれ、積極的にアプローチするが、彼から直接ゲイであることを告白されたことで、イギリスに帰りたいとの想いを一段と強くする。娘の事業が何とか持ち直したことを知ると、すぐにイギリスへの帰国を決める。しかし、夫ダグラスから既に夫婦関係が破綻していることをはっきりと告げられたことで目が覚め、イヴリンに惹かれている夫を残して1人で帰国する。
 
ミュリエル(マギー・スミス)
 
人種差別主義者の老女。イギリスでは半年も待たされる人工股関節置換手術をすぐに受けるために、大嫌いなインドに仕方なくやって来る。メイドとして長年仕え、人生のほとんどを捧げて来たお屋敷からお払い箱にされ、家族もおらず、孤独。ホテルの下働きの娘の純粋さに心を動かされて頑な生き方を改める。数字に強く、経営難のホテルの再建を支援することになる。
 
 
高等法院判事。エリートでありながら、全く嫌味がない気さくで優しい紳士。ある日突然に仕事を辞め、大学進学前の18年間を過ごしたインドに行くことを決める。かつて深く愛し合いながらも別れさせられた同性の恋人マノージと再会することが目的だったが、その行方はなかなか分からない。何とか現在の住まいを見つけて会いに行くと、マノージは結婚して穏やかに幸せに暮らしていた。実は、彼もまたグレアムを今でも愛し続けており、そのことを妻に打ち明けた上で夫婦として暮らしていたのである。2人で朝まで語り明かし、グレアムは満ち足りた気持ちでホテルに戻るが、持病心臓疾患で急死する。マノージの希望でインド式の葬儀が行なわれ、イヴリンたちも参列する。
 
マッジ(シリア・イムリー)
 
結婚・離婚を繰り返している恋多き女性。娘から当たり前のように孫の世話を任されることに嫌気がさし、金持ちの夫を探すためにインドにやって来る。同様の目的でインドにやって来たノーマンと友人として親しくなるが、ノーマンは別の女性と結ばれる。その後も「金持ちの夫」を探し続ける。
 
ノーマン(ロナルド・ピックアップ)
 
女たらしの老人。「最後のロマンス」を求めてインドにやって来る。バーで出会ったジャイプール在住のイギリス人女性キャロルと惹かれ合い、共に暮らすことを決める。
 
 
”1”では夫々がインドに落ち着き(それなりに、、)生活を始める。最初はボロボロだったマリゴールドホテルだがミュリエルの入れ知恵で何とかこうにか、、そして8ヶ月後、ホテルの経営もそれなりになって来たようだ。其処へアメリカからリチャード・ギアの登場、、、と言う感じの予告編が以下です;
 
 
 
 
ボリウッド映画を彷彿とさせるような音楽、衣装、それに背景の色がとても魅力的な雰囲気に、、こりゃ早く見たくなりませんか??
 
日本人が還暦後に海外へ行って住む、、のとは大分状況が違いますが言葉が通じればかなりの不安も解消されるもの、まあイギリス人なら食事だって日本人ほどにああだこうだは言わないしそれも何とかなるような、。それに気候的にはイギリス人から見れば別世界、日本人にはこりゃ年がら年中暑いんじゃないのかな、、、と言われそうですがそれも余り気にならないとか、これは実際ウチに住んでいるイギリス人皆さんの共通の願いみたいです、、そんな訳でこの映画はかなり実現度が高いそうな、。
 
 
 
 
 
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