”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”幻影師アイゼンハイム”(06年)

原題は”The Illusionist"(イリュージョンをする人、、手品師、奇術師)なのだが邦題は古臭く”幻影師”とした。何気なく始まって20分くらいが経過して見始め結局途中で中断され、、肝心の最後の30分も見れなかった。ウィーンを背景に瀟洒なセットを舞台にした極上ミステリー・ロマンス、ナンでも最後は”あっと驚く、為五郎”らしいのだが、、。これじゃ2015年最初に接した映画とは言えない。
 
イメージ 1以下が概要なのだが、、中間の1時間ちょいを見た限りではすこぶる良い映画だった。何とかして全編を通して見ようと今、FOXでの放映配信時を探している。ダメならDVD購入か??
 
19世紀末、ハプスブルグ帝国終末期のウィーン。イリュージョンが見せ物として隆盛を誇る中、天才と評され絶大な人気を集める幻影師、アイゼンハイム(エドワード・ノートン)。ある日、評判を聞きつけた皇太子レオポルドが観覧に訪れる。
ショーの途中、皇太子が同伴していた婚約者を舞台に招いたアイゼンハイムは、彼女が幼なじみのソフィ(ジェシカ・ビール)と気づき動揺する。かつて2人は互いに愛し合いながらも、階級の壁の前に引き離されてしまったのだった。
そんなアイゼンハイムは王宮に招かれた際、皇太子の前で挑発的な態度に出る。これに逆上した皇太子は、自らに仕える警部ウール(ポール・ジアマッティ)にアイゼンハイムの追い落としを命じるのだったが…。
by Allcinema
 
エドワード・ノートンはこんな役柄が良く似合う、、FBIの心理捜査官(”レッド・ドラゴン”)や仲間を裏切る悪人役(”ミニミニ大作戦”)より断然輝いているのだが、恋仲のジェシカ・ビールは好きな女優さんだがどうもこの映画ではその魅力がイマイチだった、、。刑事役でアイゼンハイムを追うのがポール・ジアマッティ、、この人は巧い。実に巧みな話術(これは脚本の良さか)と目配りの良さがちっこい画面からでも伝わってくる。特異な風貌につい見過ごされがちだが実に存在感のある俳優さんだ。
 
つまらなきゃ途中でやめようと思い見始めそれに結構のめり込みやむ無く途中で中断される事ほど欲求不満になる。こうなるとどうしても冷めないうちにもう一度最初から一気に見たいのだが、、残念ながら放映は当分の間、ないらしい、、今年もこうして途中中断で始まった映画鑑賞記でした。
 
 
 
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