”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

15年のゴールデン・グローブ賞

今日、ハリウッドで発表された第72回ゴールデン・グローブ賞、、下馬評通りの結果で”6才のボクが、大人になるまで”(Boyhood)が作品、監督賞、助演女優賞などに輝いた。作品賞(ミュージカル&コメディ)部門は”グランド・ブタペスト・ホテル”が受賞、これも大番狂わせのない順当な結果だったと思う。
 
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父母の離婚後、姉サマンサ(ローレライ・リンクレイター)とともに母親オリヴィア(パトリシア・アークエット)に引き取られ暮らすメイソンJr.(エラー・コルトレーン)は6才。
ある日、オリヴィアは祖母が住むヒューストンに引っ越すと言い出す。仲のいい友人に何の別れも告げられずに旅立つことになってしまうメイソンJr.。
 
ヒューストンに移ると母親は大学に通い、新たに何かに挑戦する様子。アラスカに旅に出ていた父親 メイソン・シニア(イーサン・ホーク)が戻り、彼らの引っ越し先に定期的にやってきて子供達をボーリングに連れて行ってくれたり楽しいひとときを過ごす。
 
そんな折、大学に通っていたオリヴィアがウェルブロック教授(マルコ・ペレッラ)と付き合いはじめる。教授も離婚し、2人の子持ちである。
やがて2人は再婚、それぞれの子供達と一緒の生活が始まるが...  by Wiki
 
実はオーストラリアでは公開2週間でロードショーが終了してしまい見るチャンスがなかった、このゴールデン・グローブでの受賞をきっかけに再上映されるとは思うのだが、、それに来月のオスカーでも恐らく最有力候補なので近いうちに見れるだろう。
 
この数年の傾向として事実や本当に起こった事件や実在の人物を基に制作された”小品”が各賞にノミネート、受賞するケースが多い。今までのハリウッド・スタジオが威信をかけて作った大型企画で大掛かりな予算を計上したものより完全に”くろうと”受けする小粒な作品群が圧倒的に強い。この傾向は当分続くと思われる、、まあその大型化された作品は主にアクション巨編で”ワカモノ”を対象にしたものが多く、やれアメコミやスーパー・ヒーローものでCG満載映画が主流なので我らおっさん世代にとっては喜ばしい事ではあるのだが、、。
 
これ以外に興味を惹かれる映画は;
 
”バードマン”、これはマイケル・キートンが主演男優を受賞。他に監督賞、作品賞(ミュージカル&コメディ)、助演女優賞にもノミネートされていた。
アリスのままで”、、ジュリアン・モーアが主演女優賞を受賞。
 
これらは見たいかな、、。ゴールデン・グローブが終わると一気にオスカーへ向かって映画界も忙しくなるのだが私は近年、イギリスのBAFTA(今年は2月8日発表)の方が楽しみである、、ハリウッドのような派手さはなく地味な授賞式なのだがあくまでもこの一年、映画界に貢献があった人達、そして卓越した映画、演技陣に送られる式オンリーの発表会である。
 
作品賞としてノミネートされているのが;
 
Boyhood (2014/I)
Birdman (2014)
 
作品賞(イギリス映画)
 
Pride (2014/I)
'71 (2014)
Paddington (2014)
 
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