”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

渡辺謙が舞台で”王様と私”を、

最新ニュースらしいのだが渡辺謙がニューヨークのブローウェイで舞台に立つそうな、、その舞台は”王様と私”、お相手は新進のブロードウェイ女優、ケリー・オハラがアンナ役で来月の4月16日が初演らしい。こりゃ松本幸四郎の”ラマンチャの男”そして米倉涼子の”シカゴ”に続く快挙だ。こんな日本人俳優さんが本場の舞台に立つなんてニュースには大喝采を送りたい。

イメージ 1このところテレビでも見かけないし(見る訳がないのだが、、)ドラマや映画主演の話も聞かないと思っていたらこんな大役を仰せつかり現地で入念なリハーサル、特訓の最中だったんだ、。

このお話はおっさん世代ではユル・ブリンナーとデボラ・カーが一番印象深いしその同じスタッフで映画化もされ大ヒットしている。当時はブロードウェイの舞台なんぞは遥か彼方の事ゆえ映画化が待ちどうしかった。それが56年に公開され、後年”ウェスト・サイド物語”で見事助演女優賞に輝いたリタ・モレノも重要な役どころで出演している。

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ミュージカル映画の最高峰としてロジャース&ハマースタインが数々のヒット曲を送り出し絢爛豪華な舞台設定でこの二人が踊るシーンは今でも目に焼きついている。

その後、今度は中国からチョウ・ユ・ファットを迎えアンナにはジョディー・フォスターで映画化されたのが99年、タイトルは”アンナと王様”となりミュージカルではないドラマとして映画化されている。

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此方の映画版は本国での評判はさほどでもなかったのだがサイアムの王様とアンナの交流を別の角度からドラマ仕立てで捉えミュージカルの二番煎じにしなかったところが良かったと思う。

今回舞台で渡辺謙が演じるタイの王様が果たしてどんな王様なのか、、(タイ国王の設定なのでちっとも不自然じゃない)当然舞台はミュージカル仕立てだしセリフも歌詞も全部英語だろう、、、今頃最後の追い込みでご苦労されていると思うのだが先のオスカー受賞作品、”バードマン”の主演男優みたいにはならないでくれよ、、遠くオーストラリアからご健闘、そして成功裏に公演を迎えられますように、、祈ってます。見に行けないのが残念だ。


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