”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ブルー・ブラッド” シーズン3

オーストラリアの4月25日は日本人にはちょっと居心地が悪い”アンザック・デイ”、それが今年100周年となるのでそりゃもう大掛かりな記念式典が各地で開かれている。当然、祝日となっているのだが面白い事に不動産や自動車関連産業に各種許認可を発行している担当州政府庁からは”今日働いたら罰金刑を処す”と言う回覧板まで回って来た。

所轄の担当官庁が”働くな”とはちょっとやり過ぎじゃないのかと思うが先人の霊を称えオーストラリア建国に貢献した戦争の被害者にそれなりの表敬を示せ、という事だと解釈している。不動産関連業者では事務所は閉店、見学者対象のツアーや見学も一切やるなと、具体的な指示まで来た。罰金は2000ドルだとか、、そこまでハッキリ言われりゃ閉めるっきゃないだろう。ありがたく事務所のブランドは降ろし朝から野球観戦を決め込んでいたのだが、、世の中そうは上手くいかない。4号のフィリピン兄ちゃんが越してきて朝からドンドン、、だよ。まあ予想はしていたのだが、、結局ああだこうだで普通の日と同じ、外に面した窓に外光を遮るフィルム貼りまでやって結局5時間以上も働き詰めになっちまった。ナニが祝日で罰金だ、、、、取れるものなら取ってみろだ。

そしてこのアメリカのテレビシリーズ、”ブルー・ブラッド”は2010年に始まり現在はシリーズ5まで行っているのだがFOXで配信されていたシリーズ1と2が遂に木曜に終わってしまった。アメリカで放映されているものより2年ばかり遅れている訳だがさてシリーズ3以降は何時になったら放映されるのやら、、ちょっとFOXさんや民放の局を調べても全く予定がない。

アチラのシリーズは日本の10話、3ヶ月クールとは違ってシーズンが22話まである。って事は約半年に渡って放映されるのが普通で一話完結は日本と同じだが夫々が微妙に繋がっていて一旦見始めるとなかなか目が離せない、、まあそれが敵(局)の術中にハマっているって事になるのだが、。放映時間は日本と同じ、一時間枠だがCMが入り実際は45分ちょっとに収まっている。まあこれだと一般の映画枠が90分以上として半分の時間でお話を端折らないと終わらない。

無論劇場映画のように潤沢な制作費もないので此処は脚本家の腕の見せ所でもある。先日のシーズン2の最終章でもテロリストが暗躍するのだが計画を察し、FBIの協力で犯人確保まで全てがアクションシーンがあるではなくセリフで語られるだけ、従って見ている方はこれまた目が離せない、、この展開の早さと一話が45分程度と言うのが最近のジジイには手頃なんである。寝ている暇もないし録画なのでCMはガンガン飛ばせる、それに電話とか訪問者、、トイレタイムだって停止ボタン一つでOK、っと誠に最近のライフスタイルにマッチしているのである。

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そんな状況下、折角シーズン1と2を見終わってまだ記憶が新しいうちにシーズン3だって見たいと思うのは人情でしょ?

そうなるともうダメだ、、この辺りはもうガキに戻っている、で早速アマゾンさんへ ゴー、、でもどうも価格が米ドル表示でアチラから送られて来るような。それじゃ時間がかかるな~、、で今度はe-bayのサイトへゴー、、そしてこのシリーズ3、全22話DVD6枚を送料込み20ドルでゲットしたのであります。

ニューヨークを舞台にした警察ものなのだが主演のトム・セレックにとても共鳴出来る。しかも毎回必ずこのレーガン一家、9人が食卓を囲むシーンがある。前回見ていて感じたのだが実は私にはこうやって家族全員が揃って食卓を囲んでいた記憶が欠落している。自分が父親になってからも夜メシを家族揃って食べたと言う記憶は余りない、、これはかなり後悔しているのだが。

そんな事が恐らく知らずにトラウマとなりこんな何でもないシーンが妙に胸を打つのではないだろうか、、とこれは自己分析。



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