”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

今年のお気に入り映画

早い、、、もう12月だと。それに今年は例年になく暑いぜ、今朝も朝からブオー、、とするような陽気で10時には一気に30度へ、暑くなる前に仕事を終えようとばかり6時過ぎからやっているのだが音の出る器具の使用は8時以降と管理組合での決まりがある。まあプールのごみ浚いなんかは音が出ないので人が出て来る前にやるのだが暫くやっているとクラクラして一瞬自分が宙を飛び水面に向かっている姿を想像してしまう。

まあこの歳になって”管理人が熱中症で運び込まれました”ってのはゴメンなので適当に仕事は済ませて冷房を入れた事務所へ、、でも暑い、日本の冬が恋しいなぁ~。やはり12月は寒くないと駄目だよ、、気分の問題って訳でもないが毎年このまんまクリスマスそして年末と追い込まれて行くのだ。

気分を一新してさて今年見た映画を総括してみると、、やはり観客動員で圧倒的に人気があったのは若者向けの”ハンガー・ゲーム”やらDCコミックを主人公に据えた映画に、サバイバルもの、、どうもこの手の”ブロックバスター”におっさん世代は遠ざけられているような気がする。そんな大掛かりな映画じゃなくてピリリと山椒のような良作に出会えればそれで充分なんだが、。

主演トム・ハンクススピルバーグ監督の名コンビ、それにコーエン兄弟の脚本、実話を基にしたスパイ交換劇、やはり今年の”お気に入り”映画の一本としてリスティングしない訳にはいかないだろう。

これもやはり忘れる訳にはいかない。個人的には圧倒的にオスカーにはこちらを推していたのだが、、主演がベネディクト・カンバーバッチ、、数奇な運命と言うか別の時代に生まれていればもっと業績を残せたであろう数学者アラン・チューリンを見事に演じきっていた。

これはスティーブン・ホーキンズ博士の生涯を描いた秀作、エディ・レッドメインが主演、この演技も素晴らしかった。

この映画はちょっと忘れられ気味なんだかクリント・イーストウッド監督による実在したクリス・カイルの自伝に基づいた映画。主演のブラッドリー・クーパーがこれ又、苦悩する”スナイパー”を素晴らしい演技力で掴んで放さない。ご本人のクリス・カイルが映画公開の直前に悲劇的な死を迎えているので余計その印象が強い。

007/スペクター”、、、、
これはつい先日、待ちに待った映画として初日鑑賞もしたし印象も強いので入れない訳にはいかないだろう、、まあこれ以上どうやってアクション映画を作るのか、かけた費用から行ってもかなり限界に近いのでは??陸、海、空、、雪山も街中もナンでもござれの舞台背景、いやはやスゴい映画だった。

そして本年のイチオシ、と言うかもうこれっきゃない映画、かなり名作に近づいている映画は、、、

シカリオ”、、
日本じゃ”ボーダーライン”(ふざけた邦題じゃないか??何でこんな時は何時ものカタカナ化して”シカリオ”で良いじゃないか)、しかも日本では何故か公開未定らしいのだがこの映画は一言”素晴らしい”。

昨年のおっさんイチオシはリーアム・ニーソンの”誘拐の掟”と”グランド・ブダペスト・ホテル”だったのだが今年は正統派でいってみよう、。何せ主演のエミリー・ブラントベニチオ・デル・トロが凄いのなんのって、、。

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舞台はアメリカとメキシコ国境を堺に繰り広げられる”麻薬戦争”、FBIの優秀な女性捜査員が麻薬撲滅作戦に抜擢されその戦いにドップリ浸かって行く様子を誠にスリリングに描いている。帯同するのがデル・トロおじさん、、そりゃ007や”ミッション・インポッシブル”のイーサン・ハントみたいなスマートさもないし洒落っ気も一切ない、、しかしその凄さ。因みに原題の”Sicario"とはスペイン語で”Hitman"、、即ち”殺し屋”って意味らしい。

まだ残り一ヶ月あって映画鑑賞券も30ドル分くらい残っている。4本近く見れるって事になるのだが、、さてどうしよう、。”スターウォーズ”で使いきるかな??

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