”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

ヘレン・ミレンの代表作

オーストラリアでは”Woman In Gold"は(”黄金のアデーレ/名画の帰還”と言う邦題)かなり前に上映が終わり既にFOXの5.50ドルラインアップで放映されている。日本では11月27日から劇場公開とか、、。事実に基づいた素晴らしい映画だったのだが気が付いたらこのところずっとヘレン・ミレンの映画を追っていた。

イメージ 1この映画でのデイム・ヘレン。45年生まれ、06年の”クイーン”で見事にオスカーを受賞したのだがそれ以前は60年代後半からイギリスのテレビ界で活躍、90年まではちょこちょこと劇場用映画にも出ていたのだが91年に放映されたテレビドラマ、”Prime Suspect”(”第一容疑者”)で圧倒的な人気を博しそれ以降は映画界では引っ張りだこになってしまった。

イメージ 2ロンドン市の女性警視として大活躍するのだが、、部下の男性刑事総勢10数名を操り毎回事件解決に挑む実にタフで嗅覚の鋭い刑事を演じていた。

無論男性上司からのバッシング、仲間からの冷たい目、、見所は満載で”コイツが犯人”と狙った相手をどんどん追い込んで行くところが爽快だ。それと尋問室でのやり取り、、これが又、すこぶる良い。これは無論脚本が良いからこそご本人が活きて来るのだがのらりくらいと躱す容疑者をグーの音が出ないように追い詰めるところが良い。もう24~5年前のシリーズなので彼女もアラフォーの頃、ジェーン・テニソンと言う役名で結局シリーズ5まで制作された。

以前にも見ているのだがこんな良質なドラマは何回見ても飽きないし期待を裏切られる事もないので安心して見ていられる。日本の刑事ドラマでも女性刑事は多く出てくるしその活躍振りも顕著なんだが、、このテニソン警視みたいな域には到達していないかな、、。

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