どうにもこうにも毎日暑い、そうなると芝の伸びもスッゲー早いし、夏休み中とあっちゃプールの利用者もワンサカだ、、それに外部の業者も列をなしてやって来る。そんなでまともに落ち着いて映画を見るチャンスが”限りなくゼロ”、夜は9時にはくたばっちまうので夕方が一番好都合な時間帯でやっと巡り会えたのがこれ、”エスコバル/楽園の掟”、、原題は”Excobar:Paradise Lost"で主演が”シカリオ”以来すっかりファンになっちまったベニチオ・デル・トロおじさんだ。
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/g/guch63/20190801/20190801103438.jpg)
これが”Paradise"と言わずして何と言おう、、そうやってサーフィンだけにしてりゃ良かったのに近所でマリアと言う美少女に巡り逢ってしまう、、此処からパラダイス発の地獄行き急行列車へ、、、。
このおっさん、実はまだ50にもならないのだが”トラフィック”(00年)で大ブレーク、オスカーでも助演男優賞を取ってしまったベニチオ・デル・トロ、プエルト・リコ生まれでその特異な風貌から悪役が断然多い。この”楽園”でも先のマリアの叔父さんを演じているのだが、実は裏の顔は麻薬取り扱い業者、それもかなりな大物だ。
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このスチールは95年の”ユージュアル・サスペクツ”の時、33歳と若かった。まだロクに英語が喋れない役柄だったが13歳の頃からアメリカに住んでいるので実際は英語は流暢なハズ。でもその後の出演作は殆んどがヒスパニック系の役どころだ。
もっと以前には007でも悪役を演じている。89年の”消されたライセンス”、ボンド役はティモシー・ダルトンでやはりマイアミを舞台に麻薬の密輸をやっているボスのボディー・ガードだった。それからも麻薬犯に取り憑かれたようにそんな役柄が多かった。そしてこの”楽園”そして昨年はワタシのイチオシ映画”シカリオ”へ、、邦題は”ボーダーライン”と言うらしい。
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これはその”ボーダーライン”だが今度は麻薬王を追いかける役柄、”楽園”で演じた役柄とは正反対に追い詰める凄腕捜査官。
残念ながらオスカーのノミネーションには名前がなかったのだがこの映画ではエミリー・ブラントと共に素晴らしい演技をみせてくれた。映画だって作品賞、監督賞にノミネートされても全く問題ないと思うのだが撮影、音響編集、オリジナル音楽の3部門だけだった。イギリスのBAFTAでは彼が助演男優賞にノミネートされているのでそちらで応援するか?
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そして次作は、、、遂にデル・トロおじさんも映画界の頂点へ登り詰める事になりました。恐らくギャラは”ユージュアル・サスペクツ”の全制作費くらいか??
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2017年に公開が予定されている”フォース/覚醒”の次の作品”スター・ウォーズ8”ではやはり元に戻って悪役を演じる事になっています。さてどんな悪役ぶりになるのやら、、マスクで顔が見えないって事はないと思うのだが楽しみじゃないですか?
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