”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”バックドラフト”(91年)

今週のFOXさん、オリンピックの最中で視聴率をそんなに稼げないと思ったのか或いは意表を突く戦術なのか??ロン・ハワード監督の映画特集をやっている。ちょっと仕事の方を油断しちまって週末からザワザワと忙しかったのだがやっと”バックドラフト”を再見した。91年って事は25年も前なので流石にロバート・デ・ニーロも若い、しかしタイトルバックで最初に名前が出て来るのはカート・ラッセル、、そしてウィリアム・ボールドウィン、彼らの方が人気があったんだろうか?

この映画はシカゴの消防士一家をメインにそこそこにミステリーを散りばめアクション映画としてはなかなかの出来だった。allcninemaをコピペすると、、

殉職した父の後を継いで消防士になろうとシカゴに戻って来た弟(W・ボールドウィン)だが彼が配属されたのは兄(K・ラッセル)が隊長を務める第17分隊だった。

おりしもシカゴでは奇妙な爆発放火事件が続発。それは“バックドラフト”と呼ばれる逆気流現象を伴うものだった……。兄弟の葛藤をからめながら、ミステリー仕立てで繰り広げられるストーリーは、火災に挑む男たちの姿を真っ向から描いたとは言い難いが、エンタテインメントとしての要素は充分に備えている。ILMの特撮も駆使して描いた火災シーンはかつてない迫力。火災の原因を調べる調査官に扮するR・デ・ニーロと、火について誰よりも詳しい獄中の放火魔に扮するD・サザーランドが、多くはない出番ながら強烈な印象を残す。 


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アチラじゃ消防を表す”FD"警察を表す”PD"の仲が微妙に悪いそうな、、例えば”NYFD”と”NYPD"ではその縄張りが重なる箇所が多く、争いがかなり深刻らしい。

ニューヨークの場合、消防署員が11000人に対して警察署員は38000人と3倍も多いのだが火事現場の保存から原因究明、、かたや犯罪性の有無、立件から出火の原因究明では互いに譲らない捜査が多くすんなり行かないらしい、、この映画では捜査も一切が”FD"だったが現在シリーズで見ている”Blue Bloods"と言う番組では主役が警察の警視総監って事もあるのか何時も両者の争いが耐えない。

監督のロン・ハワードは監督業では39本も撮っているのだが俳優業でも大活躍している。テレビ業界も含め、俳優さんとして出演した本数は85本以上になるってのにはチョイと驚いた。監督としてはこの”バックドラフト”の後に”アポロ13”(95年)を撮りもう殆んど”名監督”の仲間入り、、続く”身代金”(96年)や”ビューティフル・マインド”(01年)で押しも押されぬ名声を、、”フロストXニクソン”(08年)の次に”ダ・ヴィンチ・コード”(06年)の大ヒットでトム・ハンクスとタッグを組んで一連のラングドン教授大活躍映画の立役者になってしまった。

そのラングドン教授の最新版、”天使と悪魔”(09年)に続く三作目の”インフェルノ”(16年)もそろそろ公開されるので此方は映画館へゴー、、だ。

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