昨晩は10時過ぎに寝たのだが、、正確には寝たつもり、、それが熱帯夜に阻まれ2時間程度でもう寝るのは諦めた。温度計を見たら夜中の2時で27度とかだ、寝室には冷房がないのでそんじゃ、、と真っ暗のリビングのエアコンを点けて夜中に中継の始まった”アメリカ大統領就任特番”を。
別にオーストラリアに住んでいてアメリカがそんなに気になる訳でもないのだが一年に及ぶ選挙戦に勝ち残ったトランプ氏、これで45代目の米国大統領に就任だ。この一年知らず知らずに良く見ているし彼の言うことも聞いている。案の定、就任式のスピーチでも”アメリカ第一主義”、そして”強いアメリカの復活”、この二点はずっと一緒だ。確かにこの政策を掲げて大統領に選ばれたんだからこれを強調するっきゃないのは判るのだが、、、画面から感じる彼のスピーチが妙に白々しいのだ。
一言で言えば”品格がない”のである。遂に最後までスーツの前ボタンも留めず、これはワザと自身の主張にもなっているトレードマークの赤いネクタイを強調したかったんだと良いほうに解釈しているだが聖書に手を置き宣誓する場面ではもっと佇まいを正して欲しかった。
46年生まれの70歳、先のオバマ大統領は55歳になるまでの8年間をホワイトハウスにいた。最後はげっそり痩せてやつれた表情だったがその彼の父親と言っても良いほどのトランプ氏がこの先一体どんな舵取りをしてアメリカを引っ張って行くのだろう。大統領職は激務だ、、アメリカ国内に留まらず海外への訪問、来賓の受け入れ、、紛争の仲裁などなどそりゃもう体力勝負なのだ。彼が全部見れない場合の副大統領なり腹心の部下なんだが見回しても政治に精通しているスタッフはいない。トランプ・ファミリーの一員として企業レベルでは大活躍していてもそれとは全く異なる世界での活躍を期待されているのだ。まあ”それでも夜は明ける”のさ。
そんなで気がついたらもう明け方の4時だ、、腹が減ってきた。エリーもまだ寝ているし奥さんは完全に夢のなか、、ゴミ缶に囲まれゴミ回収車にでも追われている夢でも見ているんじゃなかろうか??
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