”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”狼よさらば”(74年)

その昔、原題は”Death Wish"だったのが邦題は”狼よさらば”、そしてヒットに気をよくして”Death Wish II"が制作された、、その続編の邦題が”ロサンゼルス”、、そして何と”III"になると”スーパーマグナム”(マンダムだったら褒めてやる)になって”バトルガンMー16”になり最後にもう一回”狼よさらば”を使い副題に”地獄のリベンジャー”となった。原題は全部”II~V”に統一されているってのに全く持っていい加減と言うか何でこんなに関連性のないタイトルにしたんだ~、、逆に全然原題は違うのにスティーブン・セガール主演の映画には”沈黙”が付いているし、、。

原作はブライアン・ガーフィールドと言うアメリカ人が書いた小説の映画化なんだがこれがもう強烈な復讐劇に徹している。主演はこれで一躍”マンダム”になったチャールス・ブロンソンで彼がニューヨークの設計事務所を切り回す建築家だ。

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75年に公開された時はかなりの衝撃だった。愛妻をチンピラ三人組に殺され結婚目前だった一人娘は精神喪失から自殺、復讐の鬼となるお父ちゃん、ポール・カージーを大熱演したチャールス・ブロンソン、男臭い風貌で(お世辞にもイケメンとは言えない)次から次へと関係者を探し出し始末して行く様子はかなりなものだった。

その75年度版を今年、11月公開予定でブルース・ウィリスが主演でリメイクされるようだ。ハリウッドにはもう他にネタもタネもないのかいな??もうリメイク、リブート、、シリーズ化にアメコミのオンパレードじゃないのかい?

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今回もブルースには髪がない、、もう剃っているだけじゃなくて本当にないのだろうか??年齢的には75年にチャールス・ブロンソンがポール役を演じた時より大分年長なんだが、”ダイハード”並とはいかずともアクションは大丈夫かな?

ストーリーはオリジナルと全く同じだとか、まさか同じ設計屋さんって事はないと思うが、、背景になる都市はニューヨークからシカゴに移っているそうだ。

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このモノトーンのポスターは劇場公開用のものらしいのだが、、待てよ何かに似てないかな??

そうだっ、”ロッキー”と同じ構図じゃないのか?ちょっと検索してみたら、、、。


オリジナルのポスターまで既存の大ヒット映画に似せてまさか必勝祈願でもなかろう、。


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設計士ポール・カージーニューヨークで妻と結婚間近の娘と暮らしていたが、彼が不在の自宅に押し入った三人組の強盗によって妻は殺害され娘は凌辱された。さらに、娘は事件のショックから精神を病んでしまい、警察は犯人グループを逮捕出来なかった。

その後、南部に出張したカージーは、顧客のガンマニアとの交流やウエスタンショー見物を通じ、現地に根付く「市民が自ら銃を手に犯罪者から町を守る」という精神に感銘を受ける。 帰宅したカージーが顧客から渡されていた土産物を開封すると、32口径の回転式拳銃が入っていた。彼は銃を手に夜のニューヨークを見回り、犯罪者を自らの手で処刑しはじめる。
by ウィキ


とこれがまあオリジナルのストーリーなんであるが当時のアメリカはやはり個人が銃を持つ、と言う事にかなり意見が分かれていた。しかしながらポールが遭遇したように南部やテキサスじゃ”自分の事は自分で守る”が主流でありライフルや拳銃を自宅に置くことはごく当たり前で冷蔵庫と同じ”一家に一丁”の必需品に近かったような、。

この問題は2017年になっても喧々諤々、賛否両論、、オバマ前大統領は絶対にいかん派、だったが今度のトランプ大統領は、容認派なのか?、一体何を考えているのやら、、まあ今はそれどころじゃないだろう、。ブチ切れて北に向けてロケットのボタンを押さないように祈るっきゃない、、待てよ、その前にあっちのチンコロ側面刈りのアンちゃんがボタンを押しちまうかも知れないぞ?

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