”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

ジェームス&スコット・カーン親子

親子共々映画俳優さんってのは結構多くいるもんだ。無論日本の俳優さんでもこのおっさんが反射的に、、佐田啓二中井貴一船越英二船越英一郎と思いつくくらいなのでそりゃ新旧合わせて大勢の俳優さんがいるだろう。

現在”ミッション・ハワイッシブル”の続編を企画中でこのところ”Hawaii Five-O"シリーズに掛かりっきりだ。FOXのリピート専門チャンネルではシーズン3を過ぎて4に突入中、、っと同時にアメリカで現在放映中のシーズン7は民放でリアルタイム、同時放映されているのでその録画もしてあるのだ。要するに一話完結なんだが微妙な繋がりがあり”24”のように見逃すと誰が犯人かナンでそうなるの??っとその経緯が判らなくなるのだ。

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ところが既に放映の終わっているシーズン4を見ながら今度は現在放映中のシーズン7を見ると、、一本の映画で言うと初めから見だして、隣の画面では同時に1時間経過した箇所から見ているようなヘンテコな状況になっている。仲間が殺られたり急に新任の捜査官が加入したり、、マシ・オカが検視官を辞めていきなりマダカスカルへ引っ越したりとちょっと混乱中である。

そんなで活躍するのはメインの5人なんだがそのうちの一人、スコット・カーン、これが最初に絶対そうだよな、、と思ったとおりジェームス・カーンの息子さんだった。40年生まれで過去に4回も結婚、離婚を繰り返しているが二番目の奥さん、シェイラ・ライアンとの間に76年に生まれたのがこのスコット・カーンである。しかし面白い事にこのシェイラさんとは同76年1月に結婚して12月にはスコットが8月に生まれたが離婚しているのだ、、、これはやっぱり”不思議なハリウッド、一般には理解不能な世界”と言うことだろう。

お父ちゃんはそりゃ芸歴は長い、、テレビ・シリーズの”アンタッチャブル”や”コンバット”、そして”ヒッチコック劇場”等を経て67年、”エルドラド”に抜擢されてジョン・ウェインと共演、若きカウボーイを演じている。この時が27歳くらいか、、その後一旦テレビに戻ったが72年に”ゴッドファーザー”に大抜擢、喧嘩早くて血気盛んなソニー兄ちゃんを演じて一気に頂点へ、、。

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この頃はまだスコットは生まれてもいないのだが”ゴッドファーザーII”の制作に掛かる頃かバーブラ・ストレイサンドと”ファニー・レディ”で共演する頃に生まれたんじゃなかろうか?それからも多くの作品に出ているが今だにソニー役を超える適役には巡り会えてないかも知れない、、。

そしてその息子のスコットはと言うと96年頃20歳で映画にデビュー、01年に”オーシャンズ12”、それからテレビドラマ、更に劇場用映画、、を経て10年に先の”Hawaii Five-O”に抜擢、それが現在も継続中で7年目に突入しているのだ。

親父さんは4回の結婚歴があって至宝にも恵まれこのスコットには異母兄弟が4人もいるのだが父親を継いで映画界に入ったのは彼だけらしい、。

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では日本から、パパの佐田啓二、やっぱり親子だな~、、似ている。64年に僅か37歳で亡くなってしまった。中井貴一がこの年齢の時は今以上に似ていた気がするのだが既に父親の年齢は大きく越してしまった。

淀川先生が”アンタ、キレイな顔しているのね?”とため息混じりに仰っていた記憶がある、うん、それを言ったのは戸川昌子だったか??さて、どっちか??

そして中井貴一、現在55歳、、ええっ、もうそんなになるんだ、、確か小津安二郎が名付け親とか聞いた事があるのだが親父さんに負けず、”華がある”、最近は特に女優さんの場合は、”何処にでもいるお隣の住人さん”風情がもてはやされる時代に身長もあって時代劇からコメディ、シリアスな役柄と何でも熟せる貴重な俳優さんらしい俳優さんではなかろうか??

ありゃ~、、ジェームズ&スコット・カーン親子の事を書いていたんじゃなかったかな、、何時の間にか佐田啓二中井貴一親子に入れ替わってしまった、、。

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