”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

アシュリー・ジャッドのミステリー犯罪映画

アシュリー・ジャッドと言う女優さん、90年代から2000年代前半までは大活躍していたのだがインディーのドライバー、ダリオ・フランキッティと01年に結婚し映画界からはほぼ引退、一番輝いていた時期なのに実に惜しい、それが13年に離婚、でももうアラフォー後半になってしまったのでママ役やおばあちゃん役っきゃないのだ。

イメージ 1イタリア系のパパだったらしいが生まれはカリフォルニア、ケンタッキー大学からハーバード大学院へ進み行政学修士を持つ高学歴の女優さんだ。

女優デビューは91年でテレビドラマに初登場、その後95年以降は多くの作品を掛け持ち、”ヒート”(95年)ではロバート・デニーロアル・パチーノに囲まれ記憶に残る役柄でおっさんの目に留まった。

一連のモーガン・フリーマントミー・リー・ジョーンズと共演したミステリー犯罪ものは全部見ている。昨晩も”ダブル・ジョパディー”(99年)を再見、、どうも最近は新作を見てガックリするより間違いのない古い作品ばかりを追っている気がする、、、。
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これは確か邦題は”コレクター”(97年)だったがモーガン・フリーマン犯罪心理学の博士、アレックス・クロスに扮した犯罪もの、原作はジェームス・パターソンだがこれでモーガン・フリーマンはアレックス・クロス役をシリーズ化してしまった。

この後に”ダブル・ジョパディー”に出るのだが今度のお相手はトミー・リー・ジョーンズ、舞台はシアトル郊外で夫殺しの罪に問われ刑務所へ、、そこでムショ仲間から”アンタ、もう一度夫を殺しても、罪には問われないよ”と入れ知恵されそりゃもう必死こいて筋トレに励み優等生となって仮出所を勝ち取る。その保護監察官がトミー・リーおじさんって配役だった。

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お話としては”火曜サスペンス劇場”なんだがこの頃のアシュリーはアラサーに入った頃で実に魅力的だった、。舞台はその後死んだはずの夫と子供のマティを探し求めて時には仮出所違反を犯してまでニューオリオンズへ、、それを追ってトミー・リー・ジョーンズも、、と言う展開、、薄々彼女は冤罪か?と認識するが監察官としては放置しておく訳には行かない、っでやはり彼女を追う羽目に、、。

果たして子供は無事なのか、元夫は生きているのか、ナンで自分を抹殺しようとしたのか、、と謎が謎を呼ぶスリリングなお話でした。



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そして今度は”ハイ・クライムズ”(02年)で再度モーガン・フリーマンと共演する。

この映画でもアシュリーはごく普通の主婦、それがダンナの身元があやふやである日、ご主人の本名が違う事が判る。しかもどうやら海兵隊は特殊工作部に属していたらしい、。

そして事件の依頼をするのが弁護士役のモーガン・フリーマン。これもなかなか真相が判らずモヤモヤする奥さん役、とそれを助けて軍部の秘密に迫ろうとする老練弁護士が良かった。

お話も一筋縄では行かず一転二転、そりゃアカデミー賞の候補になるような映画ではないのだがミステリーファンにはこれで充分、、そんな映画でありました。


ダブル・ジョパディー”を見ただけなのに都合3本分になっている。このモーガン・フリーマンが同じシリーズとしてアレックス・クロス博士を演じたのは01年に公開された”スパイダー”と言うのがあった。原題は”Along Came Spider"と言うのだが同じジェームス・パターソン原作、これには残念ながらアシュリー・ジャッドは出ていない、、ああ、、もう止めよう今日は野球観戦日だよ、。


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