原題は”Snitch"、、”かっさらう、、とかタレ込み屋”みたいな意味なんだが邦題は実に大胆に”オーバードライブ”(13年)と来た。大型トレーラーが大道具みたいなもんだからその意味は判らなくはないのだが、、。
主演は元”The Rock”だったドウェイン・ジョンソン、そしてお相手の地元の連邦検事官にスーザン・サランドン、監督はリック・ローマン・ウォーと言う人がやっている。珍しく舞台設定はミズーリ州、、でも実際に撮影されたのはルイジアナでエルパソからメキシコ国境の近くだ。
ストーリーは単純、、、だと最初解説を読んだときに思った。元妻と暮らすジョン(D・ジョンソン)の一人息子は18歳、それが遊びから手を出したドラッグを売買目的に手を出した、、として逮捕勾留されてしまう。仲間の一人にタレ込まれた結果、そいつは保釈となるが息子のジェイソンは遂に”遊び仲間”の名前を明かさず刑務所へ、、。
その息子の罪を何とか軽減して貰おうとジョンが出て来る、、最初検事のジョアン(S・サランドン)に”初犯なんだし何とかしてよ、”、と頼みに行くのだが全然相手にしてくれない。そしてそこからが割と素早い展開でスリル満点、アクションも満載の見応え充分の映画に仕上がっている。父ちゃんのジョンは建設会社を経営しているのだがその建設資材を運ぶために大型トレーラーを買い入れたばかり、、それがお話の中心になっていくのです、、。
元プロレスラーの”ザ・ロック”としてのアクションは封印して此処は苦悩する父ちゃんが巧いし監督も丁寧に苦悩するジョンと彼に協力を依頼された逮捕歴のある従業員とその家族を前面に押し出して来る。それに現在のジョンの奥さんと小さい女の子の存在もあって息子を助ける為に"アンダーカバー"捜査員として麻薬組織に近づく約束をするのだがこの中盤からはヒヤヒヤもんだ。
どうやらこれも”事実に基づくお話、”、とテロップに出るので実際に起きた事件に脚色をしているんだろう。高速道路を使って大型トレーラーVS普通車どもの決闘もあるがジョンに協力して組織に近づく手配をする従業員やジョン自身の現在の家族、、それに肝心の元妻と暮らすジェイソンの存在、、刑務所で散々な目に遭っているし早くケリを付けたいが敵もさるもの、、でジョンはなかなか上手く敵の懐へ入り込めない、、そんな場面がスリル満点で続く、、。
”Snitch"と聞いて、、うんこりゃタイトルで損をしているな、、と思いきやなかなかの映画に仕上がっていたので満足な日曜日となりました。
それにしてもYahooさん最近ひどくないですか、、3回に一回は”そんなブログはありません”とか”現在障害発生中、、暫くしてからもう一度どうぞ、、”とか不具合の連続だ、、暫く様子を見るので当分お休みで~す。
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